松風亭日乗
取り上げた落語家・作家等については基本的に敬称を省略しています。
2009年6月30日火曜日
三笑亭夢楽師匠のこと
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私が師匠と呼ぶ噺家は二人いる。七代目橘家圓蔵師匠と三笑亭夢楽師匠である。 どちらも、大学の落研の技術顧問だった。 圓蔵師匠は私が2年の時亡くなった。その後任が夢楽師匠だった。 圓蔵師匠が亡くなったのが5月。6月には我が落研は「みな好き会」という定例の対外発表会を開いていた。私はそ...
2009年6月29日月曜日
憧れの鰻屋
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暑いねえ。こう暑いと鰻でも食べて精をつけたいという気分になる。 落語に「鰻の幇間」というのがある。この中に出てくる、鰻屋の二階で飲み食いする場面がいい。 本当は、ここで食べる鰻はおそろしく不味いという設定なのだが、八代目桂文楽がやると、何だかすごく旨そうに思えてしまう。厳密に言え...
2009年6月23日火曜日
結婚式
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先日、いとこの娘の結婚式に呼ばれ、横浜に行った。 いい式だった。 皆、よく笑い、よく泣いた。 M子は皆に愛されているんだなあ、おじちゃんは嬉しいぞ。 帰りに親父と妹夫婦と上野で飲む。 旨い酒を飲んだよ。
2009年6月18日木曜日
森鴎外『阿部一族・舞姫』
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森鴎外『阿部一族・舞姫』を読む。高校時代に買った、新潮文庫版である。 凄い文章だな。 『舞姫』の華麗な文章に、まず心を奪われた。文語文だけに敷居は高いが、これは原文で読まなきゃ駄目だ。口語訳をしたがる人がいるけど、やはり「石炭をば、はや積み果てつ。」だよな。「石炭はもう積んだ」じ...
2009年6月17日水曜日
桂文楽 芸の師
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文楽には、もう一人「芸の師」というべき人がいた。三代目三遊亭圓馬である。 前座の頃、みっちりと基礎をたたき込まれた。仕草では手が腫れ上がるほど物差しで叩かれた。「ええ」という口癖を矯正するのに何十個のものおはじきをぶつけられた。ある時、ぼんやりと庭の池を眺めていると、いきなり後ろ...
2009年6月11日木曜日
桂文楽 人生の師
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文楽には3人の師匠がいた。 初代桂小南、七代目翁家さん馬(後の八代目桂文治)、そして、五代目柳亭左楽である。 現在はあまり師匠を変えるといったことはないが、この時代はそう珍しいことではなかった。五代目古今亭志ん生にも、二代目三遊亭小圓朝、六代目金原亭馬生(後の四代目古今亭志ん生、...
2009年6月9日火曜日
二代目桂小文治
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桂小文治さんからDVDを頂いた。 小文治さんは、私の大学時代の先輩である。大学の落研で、私が1年生の時の4年生だった。 落研時代の名前は、夢三亭艶雀。昭和54年の大学落研名人選手権に出場。『もぐら泥』を演じ、本選に残る。ちなみにその時の優勝は、東海大学2年生の頭下位亭切奴、現在の...
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