松風亭日乗

取り上げた落語家・作家等については基本的に敬称を省略しています。

2010年1月27日水曜日

田山花袋『蒲団』

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『蒲団』、田山花袋。日本の自然主義のパイオニアである。 作者の分身である中年の小説家の、若い女弟子への痴情が綿々と綴られる。 色々批判もあるだろうが、いちばん最初にやったってのが偉い。衝撃的だったろうな。そして、ああこの手があったか、と誰もが思ったに違いない。自分の心の恥部・暗部...
2010年1月24日日曜日

旨いもの

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食べ物で何が旨い、と聞かれても困る。 食べる、ということは状況も味わうという意味で、総合芸術だと思うからだ。 私は、今のところ、子どもを寝かしつけた後のウイスキーを、至福のものとしている。そりゃあ、そのウイスキーもレッドよりはタラモアデューの方が、タラモアデューよりもボウモアの方...
2010年1月20日水曜日

桂文楽 睦会解散

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昭和5年、春風亭柳橋、日本芸術協会創立。時に柳橋、31歳。これは凄いな。当時の平均寿命を考慮しても、今なら春風亭小朝が20年前に落語協会を離脱して新団体を立ち上げた、というくらいの衝撃だったろう。 この辺りから、東京落語界で一方の雄であった睦会の凋落が始まる。 翌年、睦四天王の一...
2010年1月14日木曜日

文楽と柳橋

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文楽の終生のライバルは志ん生である、というのは衆目の一致するところである。 ただ、文楽は大正6年に真打ちに昇進した頃からずっと売れっ子であり、志ん生が世に認められ出したのは、昭和9年の金原亭馬生を襲名した辺りから。いわば、志ん生は文楽にとっては遅れてきたライバルだった。 大正から...
2010年1月6日水曜日

広小路亭初席

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前回の続き。 初席に行こうとは思ったものの、ネットで調べた限りで鈴本はまず無理ということが分かった。検討の結果、上野広小路亭の芸術協会を観ることにする。 ここはこぢんまりとした畳敷きの寄席。定席は芸術協会のみだが、圓楽一門会や立川流も興行を打っている。 入ったのは5時少し前。2部...
2010年1月5日火曜日

平成22年 新春東京散歩

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妻が「お正月だし、寄席にでも行って来たら」言ってくれたので、ありがたく東京に出かける。 日暮里で下車。 いつものようにカメラをぶら下げ、谷中を歩く。 志ん生・馬生・志ん朝のグッズを売っている店があったので、覗いてみる。 ここは古今亭の街なのだ。 谷中銀座を抜け、不忍通りに出て、団...
2009年12月25日金曜日

雑感

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文春ムック『今面白い落語家50』を買う。 落語好き523人に対するアンケートによるランキング。 第1位は柳家喬太郎。意外だがうなずける結果。 ちょっとマニア寄りかもしれないが、落語のライブを数多く観ている人たちの意見なんだなと思う。 柳家、林家の止め名の人は入っていない。ってゆう...
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またの名を三代目松風亭風柳。ただの酒好きのおっさんです。
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