時間があったので、江戸崎の商店街をちょっとだけ歩く。
つげ義春の『貧困旅行記』の中の、「旅年譜」という文章に、こういう記述がある。
一九七五(昭和50)年
三月〈栃木・茨城〉
ぶらぶらあてもなくTとドライブ。足利の町、佐野の町、葛生などを見て回る。栃木で泊まり、小山を経て、水戸線の結城、下館、笠間などの田舎町を巡る。
土浦から霞ケ浦西岸の江戸崎へ行く。江戸崎は江戸時代栄えた港町だが、今は忘れられ、寂しい田舎町で、住んでみたいほど気に入った。
つげが心惹かれた江戸崎の街並み、現在の様子です。なかなかシブいよ。
この日は天気が不安定で落ち着かなかったな。今度時間を作って、ゆっくり歩きたい。
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