ほぼ一週間続いた雨もどうやら上がり、今日は朝から晴れて暑くなった。
井上陽水の『スニーカー・ダンサー』を聴きながら職場へ行く。通勤にかかる時間は45分ほど。昔のLPレコード、ちょうど一枚分だ。
このアルバムは大学の頃よく聴いた。発売されて、もう40年以上になるかな。陽水が大麻所持で捕まってしばらく休んで、活動を再開させた時のシングル「なぜか上海」が収録されている。セールスとしては谷間の時期だな。でも、私はこの時期の陽水が好き。
改めて聴くと、夏向きのアルバムだねえ。レゲエなんかやってるよ。
この頃の陽水はシュールが持ち味。「事件」なんかすげえぞ。国技館の花道を退場する力士の体を触る観客に紛れて、何者かがカミソリで切りつけたというストーリーだ。相撲をネタにした歌なんて、これと、なぎら健壱の「悲惨な戦い」ぐらいしか思い浮かばない。隠れた名曲、「娘がねじれる時」もカッコいいよ。
そして、ラストナンバーは、私が最高傑作と認める「勝者としてのペガサス」。ここで海が見えるのよ。いいねえ。
通勤路の眺めは好き。
田圃の中のお稲荷さん。 |
野の仏。 |
連日、過去最高の感染者数が発表され、医療現場は悲鳴を上げている。補償を伴ったロックダウンや大規模施設での病床確保など、やるべきことはあるはずだ。法整備が必要だとも言われている。それなのに、われらが政権与党は、野党からの要求があるにもかかわらず、国会を開くのを頑なに拒んでいる。そもそも拒むこと自体が憲法53条違反なんだよな。
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