昨日は冬至。
「ん」のつくものを食べると縁起がいいという。そこで妻は落語の『ん廻し』のようなメニューを用意する。「なんきん(かぼちゃ)」の味噌汁、「れんこん(蓮根)」の挽肉はさみ焼に洋風炒め、洋風炒めにはオリーブオイルと「にんにく」を使っている。酒は吉乃川純米(じゅんまい)の燗(かん)。さて、豆腐の田楽は何本になったかな。旨かったよ、奥さん。
父が柚子をどっさり貰って来たので、ここんとこ風呂は柚子湯にしている。いつもは2個はいっているが、冬至の昨日は5個。豪華版だった。(今日は2個に戻っていた)
今朝はボブ・ディランを聞きながら仕事に行った。真っ白に霜が降りた風景を見ながら聞く「北国の少女」はいい。
小さい頃から忘れ物が多く、落ち着きがなかった。複数のことを同時にやるのが苦手だった。こだわりが強く、パニックを起こすこともあった。たぶん、ADHD的傾向があったんだろう。
色々あったが、年を取るにつれコーティングされて、表面上は普通になってきた。それでも、時々メッキがはがれてへまをする。そういう時は周りに助けを求める。「自分はこういうミスをするからカバーしてね」とか「チェックしてね」とか。大体職場は周りがほとんど年下だから頼みやすい。そう思えば年を取るのも悪くない。
そもそも人はミスをするものだ。完璧を求められるのは苦しい。失敗が許されないような状況は「ブラック」である。そんな状況に追い込まれないよう自分を守る必要がある。
言い訳だけは巧くなった。しょうがねえな、まったく。
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