2022年10月12日水曜日

実はまだ家にいるのです

先日、禁足が解けたと書いたが、(何だか、つげ義春の「李さん一家」のようなもの言いだけど)実はまだ家にいるのです。

今度は妻が陽性になった。だから、今週いっぱい禁足生活が続く。一昨日からは主夫生活に入った。自分の家事のポテンシャルの低さに、つくづくあきれ果てる。

今朝は、昨夜の残りのカレーを食べた。カレーを作るのもずいぶん久し振り。飯盒炊飯で作った以来じゃないかな。独力で作るのは初かもしれない。不味くはなかったが、それでも妻のカレーの方が旨い。

洗濯をしたり療養期間を終えた息子を送ったり、わらわらとしているうちに半日が過ぎる。次はあれしなきゃ、次はこれしなきゃと、次々にやることが現れる。今まで妻がしてくれるそれらにただ乗りしてきたのかと思うと、申し訳ない。

昼は残っていたパンをトーストし、残り物のモツ炒めをおかずにして食べる。

サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて」を読み始める。私には野崎孝の訳が合っているようだ。

夕食は御飯、味噌汁、肉ニラ炒め、無限ピーマン。味噌汁は、葱と豆腐、舞茸を入れる。味噌汁を独力で作ったのも初かもしれない。肉ニラ炒めの味付けは必殺の焼肉のたれである。次男と二人で、もそもそ食べる。

長男は実験でいつ帰れるか分からないと言っていた。猫を腹に載せてサリンジャーを読む。

結局、長男が家に帰ったのは9時半になっていた。

本当にお前は高い所が好きだねえ。


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