朝、御飯、吸い物、ベーコンエッグ、明太子。
『殺人犯はそこにいる』(清水潔・新潮文庫)読了。足利事件の渾身のレポート。ドラマ『エルビス』の元ネタが満載だ。『エルビス』のように権力が絡まなくても冤罪は発生する。いや、ほぼ普通の人が冤罪に巻き込まれる。解決が難しい事件ほど、警察はストーリーを描き、それに沿う人間を犯人にする。足利事件で逮捕された人が変質者に仕立て上げる過程には戦慄させられる。我々は「普通に生きていればそんな目には遭わない」と信じ切っているが、そんな考えは甘いということがこの本を読めば分かる。冤罪を訴えながら死刑になった人さえいるのだ。
今日の昼は妻が作ったナポリタン。旨し。まさに休日の昼飯。
午後は石岡に散歩に行く。
光線の具合が絶妙だな。
こまごまとした買い物をして帰る。
おやつはカステラ。紅茶を飲む。妻と夕方ビール。
夕食はあり合わせおでんで酒。食後にボウモアを飲む。
今日は成人の日。この前、新成人となった次男のために、妻がチーズケーキを作る。旨し。
高校生のうちに成人かあ。実感がわかないなあ。
私の時は、もちろん20歳成人で、成人の日も1月15日だった。住民票を川崎に移していたので、本来は川崎市の式に出るべきだったが、私は田舎の方の式に出ることにした。
翌日が英語の試験だったので、日帰りの日程。帰ってすぐスーツに着替えて式に行ったのだと思う。公民館で式があり、懇親会があり、皆で車で分乗して大洗に行った。二次会は当時あった「ひたち野」というレストランだった。飲んで騒いで、あわただしく石岡から急行列車に乗って川崎へ帰った。
昨夜、夕食の席で、私が成人式に帰って来たのを祖母がとても喜んでいた、と父が言った。もっとゆっくり家にいるんだったなあ、と今頃になって思う。
長男は昨年、成人式に行かなかった。
まあ、人それぞれだな。それぞれに成人に対する向き合い方がある。それでいいんだ。
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