真清田神社にお参りし、いよいよ一宮の街を歩く。
真清田神社の鳥居正面から道を渡って真っ直ぐ行くとアーケードが続く商店街がある。
多治見よりもきれいで大きい。写欲がそそられなかったんだろうな、アーケード全景を写した写真はない。それよりもシブい建物に夢中になっていたようだ。
さすが尾張地方の中核市、繊維産業の一大中心地だ。見応えのある街並みである。
| T君イチオシ、真清田神社脇のウバ車(乳母車?)店。独特のフォント。 | 
| アーケードは建物が目立たなくなるんだよなあ。 | 
| その中で見事な存在感を放つこの一店。 | 
| 80'sのお店。 | 
| アーケードが終わると一宮の象徴、ルボテンサンがある。 かつてはファッションビルとして栄えていたという。 | 
| お向かいのビルも味があるねえ。 | 
| 1階はこんな感じ。 | 
| 呉服屋さんの店構えはいい。 | 
| この並びもシブい。 | 
| こういう所で一杯やるのもいいね。 | 
| 見事な配色。 | 
| マル秘、スッポンラーメンですぞ。 | 
| 伊藤ウバ車店、別角度から。 | 
| 真清田神社脇。かつては全部お店が入っていたんだろう。 | 
1時間余りほっつき歩く。少々疲れた。
喫茶店でコーヒーでも飲んで締めよう、ということでT君推しの喫茶店に向かう。
車で10分ほどの所にあるアリス・カフェ・アンド・バー。
この店は、何と夜9時までモーニングサービスをやっているという。それを「モーニング」と呼んでいいかは意見が分かれるところだろうけれど。
そのせいか、客は多い。ちょっとだけ並ぶ。だけど、こちとら、昼にスパゲティーナポリタンと飯を食っているのである。まだ腹は減っていない。それでもT君はホットドッグを食うという。健啖家だなあ。私は弱気にチョコレートケーキをオーダー。
これで500円でお釣りがくる。本場のモーニングはすごいねえ。
店を出ると向かいに猿田彦神社があった。
ちょうど庚申の日に当たっており、氏子さんたちが集まっていた。
今はコロナの騒ぎで中断しているが、うちの方でも庚申講があり、その日は当番の家に集まって、猿田彦の神の掛け軸の前で飲み食いをしていた。
さて、楽しかった旅もそろそろ終わり。T君に名鉄一宮駅まで送ってもらう。駅前のロータリーで車を降りる。降り際に岐阜県の銘酒「三千盛」他の入った紙袋をくれた。
「電車の中で飲めるように紙コップをつけておいたよ」
おお、ありがとう。また会おう。元気でいてくれ。
T君の車を見送って、切符売り場へ向かう。
名鉄百貨店一宮店は閉店か。ちょっとばかり哀愁を感じる旅の終わりだった。

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