今日の日記。
朝、御飯、吸い物、ベーコンエッグ、納豆。
CD『席亭立川談志のゆめの寄席』第二夜を聴く。
上:「穴どろ」二代目古今亭甚語楼、「子供の教育」青空千夜・一夜、「味噌蔵」八代目三笑亭可楽
下:「子別れ(上)」七代目春風亭小柳枝、「火事息子」三代目桂三木助
可楽のちぎっては投げるような語り口、癖になるなあ。
小柳枝については以前記事にしている。(小柳枝の話 )よかったら読んでください。
三木助の「火事息子」。冒頭で主人公徳之助が母親の夢を見る型。一編の小説を読むようだ。この辺の文芸臭さ、好き嫌いが分かれるかもしれないが、私は好き。年を取ってくると、徳之助の両親の方に共感してしまうな。この後も徳之助は臥煙(がえん)として生きていくのだろうか。
昼は息子たちが作ったチャーハン。
昼過ぎ妻が仕事から帰る。ちょっと外に出ておいでよ、と言ってくれたので、石岡をぶらつく。
路地裏の猫。逃げない。 |
石岡を歩くのは久し振り。楽しかった。
『ジョンとヨーコ ラスト・インタビュー』(デービッド・シェフ、集英社、1990年刊)を読む。ジョン・レノン、40歳。あの衝撃の死の直前、アルバム『ダブル・ファンタジー』レコーディング中に行われたインタビューである。昨日読んだ『回想するジョン・レノン』よりも整理されていて読みやすい。感想は読み終えてから書きたい。
妻と夕方ビール。
夕食は、牡蠣と鱈と豆腐の鍋、いわしの煮たので燗酒。食後にアイリッシュウィスキー。
穏やかなお休みでした。
こんばんは。
返信削除先日、橘右近さんの「落語裏ばなし」」という古書を見つけて買いました。
これが名著でした。
三部構成で、
・過去の名人の思い出
・符丁
・寄席文字一代記
という内容なのですが、一部の思い出の項がすごくて、柳亭左楽、4代目小さん、3代目つばめなんていう
戦中の人たちとの思い出が書かれていて、とても貴重でなかなかないなぁと思いました。
ショッキングだったのが、最初のページ(志ん生との思い出)から「再来年、志ん朝さんが志ん生を襲名することになりました。」と書いてあったことです。
昭和50年に一旦決まりかかってたこととは全然知りませんでしたね。
とても面白く素晴らしい本でした。
右近さんの本、私も昔持っていました。大学の頃、同輩にあげちゃったんですよね。
返信削除今思うともったいないなあと思います。
志ん朝の「志ん生襲名」の話もその本で読んだ覚えがあります。
志ん朝が雑誌『落語界』(1977年・盛夏号)のインタビューの中で、「親父の三回忌に継ぐとか何とか言われてましたけど」と言っていました。志ん生が亡くなったのが昭和48年なので、ちょうどその時期ですね。
志ん朝自身が気が進まなかったのでしょう。
右近さんが鞍馬天狗に扮した写真があったと思うのですが、別の本だったかなあ。