朝、トースト、スープ、ハムステーキ。
長男と図書館。『風来坊』(舟木一夫)、『ガイド落語特選プラス100選』(京須偕充)、『日本詣で』(嵐山光三郎)を借りる。
昼は長崎ちゃんぽん。旨し。
『風来坊』(舟木一夫)を半日で読了。舟木一夫、55歳の時の自伝的エッセイ。このチョイスは高山T君が喜ぶに違いない。
舟木一夫は昭和19年(1944年)、愛知県一宮市生まれ。舟木が9人の「母」を持つほどの、無頼の父親のもとで育つ。昭和38年(1963年)、「高校三年生」で歌手デビュー。「修学旅行」「学園広場」などの青春歌謡で一躍時代の寵児となる。昭和60年(1985年)頃にはマネージャーも付き人もいない、カラオケのカセットテープを持参して健康ランドを回るという低迷期を迎える。その後、時代劇+歌謡ショーという舞台で復活を果たした。
「高校三年生」は私が5歳の時初めて人前で歌った歌。「修学旅行」は私のカラオケの得意ネタのひとつだ。舟木の自伝的名作「ロックンロールふるさと」は高山T君に教えてもらった名曲中の名曲である。
林与一や萬屋錦之介などとの交流や低迷期の苦い思い出、若くして亡くなった弟、苦労を掛けた妻、一粒種の息子への思いなどが、独特のべらんめえ調で語られる。びしびしと感じるのは舟木の芸人としての矜持だ。芸に対する真摯な態度は、以前読んだ東山紀之と響き合うような気がする。
午後は石岡を散歩。この間買ったオリンパスペンをお供にする。
八幡通りの和菓子屋さんで、自家製のわらび餅を買って帰る。旨かった。
夕食は、父が那珂湊で買って来たフグの一夜干しの唐揚げ、トマトと玉ねぎのサラダ、ごぼうとひき肉のきんぴらでビール、酒。食後に白ワイン。
風呂に入って寝しなにボウモア。
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