今日も ♪退屈な~この国に~エアメールが届く~ずんずずんずん
というわけで、今日も高山T君の現地レポートが届いた。「鉄は熱いうちに打て」、すぐさまアップいたします。
一宮は繊維で栄えた街である。
大サービスで有名な、一宮の喫茶店のモーニングサービスも、繊維関係の商談に使われて生まれたと聞いたことがある。
今や繊維産業も斜陽どころか落日ではあるが、繊維産業に関わる一宮独特の建造物があり、「のこぎり屋根」と呼ばれている。
かつては製品が生産されていた工場で、屋根には北向きの窓が設けられており、布の色目を確認していたようだ。
そんな「のこぎり屋根」も衰退し、取り壊されていく一方とのこと。消滅してしまう前に、「のこぎり屋根」のメッカである、名鉄尾西線、玉ノ井駅前を訪ねた。
以前から古い建物や町並は好きだったが、1人で訪ねるほどになったのは、当ブログ主の影響かもしれない。
玉ノ井駅は尾西線の終着駅、とは言っても駅は4つしかない。
かつては多くの工員で賑わい、活気に満ちていたであろう「のこぎり屋根」は、今や閑古鳥さえ立ち去って久しい。特に保存されている訳でもなく、時の流れるままに大地にかえる運命かもしれない。
取り壊し中か・・・。 |
これに煙突があれば、星飛雄馬が住んでいた辺りの町工場みたいだ。もしかしたら、あの原型になったのが、この「のこぎり屋根」だったのかもしれない。
「屋根には北向きの窓が設けられており、布の色目を確認していたようだ」というのだから、合理的な構造だったんだな。
高山T君は第3弾も用意している。刮目して待とう。
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