週末はぐっと暖かくなった。梅の花も満開。
今日は鉾田にケーキを買いに行こうという話になる。
ホワイトデーは明日なのだが、帰り道にケーキ屋さんが少なく、買って来られる自信がなかったので、今日ということにしたのだ。せっかくだからお昼はコンビニで買って海でも見ながら食べることにしよう。
私と息子たちの男子チームはセイコーマートで昼食を買う。息子たちは北海道名物ザンギ、私はパンとおにぎりをチョイス。妻はローソンでサンドイッチを買う。ちなみに3月13日は”サンドイッチの日“とのこと。
「日本のゴールドコースト」を自称する大竹海岸へ。駐車場で海を見ながら食べるお昼は旨い。
派手な海の家があった。写欲がそそられる。
帰りに鉾田のラ・プロバンスでケーキを買う。妻は苺のタルトを選ぶ。震災の年も、私はラ・プロバンスでホワイトデーのケーキを買った。この店はあの震災三日後にケーキを焼いたのだ。駐車場は陥没し、前の道路は隆起した状況で。あのケーキは忘れられない。だから私はホワイトデーのケーキは、出来る限りこの店で買う。
帰って、おやつに皆でケーキを食べる。旨し。
夕方、誕生日に息子が買ってくれたハートランドビールを妻と飲む。
夕食は寄せ鍋、春巻、塩辛、キムチで燗酒。食後に妻と赤ワイン、アイリッシュウィスキー。
晩飯前、ビールの軽い酔いの中、長男が弾くたどたどしい「トロイメライ」を聞きながら思った。
戦争よ、早く終われ。ロシア兵よ武器を収め故郷へ帰れ。
私は武器を持って前線には行きたくないビビりだが、いや、だからこそ戦争に反対する。私は外交手段に戦争を使わないと明言する、日本国憲法を強く支持する。
勇ましい人たちは「憲法第9条支持者は敵が攻めてきたら前線に行って念を送れ」とか言うけれど、いやいやあなたこそ前線に行ってはどうかと思ってしまう。確かに私は今安全な場所にいるが、我が国で勇ましいことを言っている人も安全な場所にいることに変わりはない。同じ安全な場所にいるのなら、人を戦争に駆り立てるよりも戦争に反対する方が罪はないだろう。
私は1920年代のドイツにいたとしたらナチスには投票しない。ロシア国民だったとしたらプーチンには投票しない。ことさら反政府運動に身を投じようとはしないかもしれないが、そちら側にはいかない。だから、この状況に乗じて「我が国も核兵器を持て」とか「敵基地先制攻撃をできるようにしよう」とか、「憲法を改正して戦争をできる国にしよう」とか言っている政党には投票しない。
私は、私のために、家族のために、若い人たちのために、この国をかつての大日本帝国のようにはしたくない。
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