2022年11月6日日曜日

義父の七回忌


朝、トースト、ポテト、紅茶。

義父の七回忌で牛久に行く。法要の後、大仏で墓参り。

ばんどう太郎で会食。釜めしとざるそばのセットでノンアルコールビール。

3時ごろ帰る。長男とPCデポ。待ち時間があったので本屋に行く。雑誌『Brutus』の村上春樹特集と『エドワード・ホッパー作品集』を買う。思わぬ散財。

6時に帰る。夕食は白菜と豚バラの鍋、きつね納豆、佃煮で酒。佃煮は牛久からのいただきもの、土浦の老舗、小松屋の佃煮。旨し。

食後に妻は白ワイン、私はアイリッシュウィスキーを飲む。


庄野潤三『せきれい』を読み進める。淡々とした日常の記録。これが癖になる。舞台は多摩丘陵の住宅地。私が通った大学の近くだ。向ケ丘遊園のダイエーなど、おなじみの名前がよく出てくる。

今日は、柿生のだるま市に行った場面を読んだ。柿生には大学卒業間際、高山T君と行ったことがある。小田急線で、降りたことのない駅で降りてみようという遊びをしたのである。駅を出ると、ありふれた住宅街があった。小さな公園で、ひとりで遊んでいる男の子がいて、人懐こく私たちに話しかけてきたので、一緒に遊んであげた。男の子は首から家の鍵を下げていた。「鍵っ子」という言葉が当時はあった。どういうわけか、この時のことを今も覚えている。 

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