2024年10月3日木曜日

常陸国総社宮

石岡のおまつりの日、長男と総社宮を参拝した。

総社とは、律令国の八百万の神々を国衙近くの一箇所に合祀した神社である。

まずは表参道を行く。


普通の神社は参道の奥に社殿があるのだが、総社宮は違う。参道の突き当りを左に曲がった奥に社殿がある。

不思議に思っていたのだが、この参道は大正時代の造営の時に整備されたものだという。旧参道は本殿正面脇から階段を下り宮下に至る道。それなら納得できる。

表参道の突き当りを左に曲がると随身門がある。


寛永4年(1627年)造営。境内最古の建築物のひとつらしい。

門をくぐると神井がある。ポンプがいいねえ。


その奥に社殿が鎮座まします。


向かって左から、神楽殿、本殿、拝殿。拝殿の前には神武天皇遙拝所がある。ということは、拝殿は奈良の橿原神宮を向いて建てられていたんだね。

この日はお祭りということもあって、ほどほどの賑わいでした。

鳥居前まで幌獅子が入ってきた。

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