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2018年9月30日日曜日

雨の休日

昨日は朝いちで床屋。雨模様だが、散歩がてら歩いて行く。
もはやすっかり秋景色。




次男を連れて図書館に行く。「漱石の『こゝろ』どう読むか、どう読まれてきたか」を借りる。面白い。
昼は子どもたちがインスタントの味噌ラーメンを作る。旨し。
夕食は鍋と白魚のかき揚げで燗酒。これも旨し。
夜、録画してあった「落語ディーパー」を観る。今回のお題は「居残り佐平次」。
居残りとなった佐平次がなじみ客に取り入る場面、志ん朝、談志、圓楽の聴き比べがあった。談志、圓楽の佐平次はぐいぐい押して行くが、志ん朝のはすっと入って来る感じ。志ん朝の上手さが際立つ。
寝る前に、思わず志ん朝の「居残り佐平次」のCDを聴いてしまったよ。

今日も一日雨。
朝のうちスーパーへ行って、安売りの卵、ついでに赤ワインとビールも買う。
その後は家に籠って、昨日借りた本を読む。
昼はうどん。
夕方ビール。
何となく漱石が読みたくなり、『彼岸過迄』を読み始める。
夕食はピザ、フライドポテトで赤ワイン。
台風24号が接近中。夜になって風が強くなる。

昨日撮った写真です。

2018年9月28日金曜日

さようなら、『新潮45』

今日は外回りの仕事に出る。
仕事を終えて、小腹が空いたので、セブンイレブンでパンとコーラを買い、海を見ながら食べようかと思ったのだが、海へ出る道はことごとく工事中で通行止め。防潮堤を作っているらしい。車を停めて、ちょっとだけ海を見てきた。
震災はまだまだ終わっていないのだなあ。

 
 


前回「さようなら、『新潮45』」と書いた。個人的に、のつもりだったのだが、本当に「さようなら」になるとは思わなかった。
色々な意見を読んだけど、雑誌『創』の編集長、篠田博之氏のが、最も腑に落ちたかな。「生き残りを賭けてネトウヨ路線に転換した」という分析は納得のいくものだった。
それにしても、ああいうヘイトスピーチそのものの、振り切ったような言説が売り上げにつながるという現状には、絶望的な気分になる。事実、最終号となった今月号も、バカ売れしているらしい。(メルカリにも売りに出ているそうな。)
ただ、そういう言説に対し、大きな批判の声が上がったことには、世の中は案外まともだったんだなと思った。「(前号の記事に対し)バッシング一色に染まり、それはあたかも戦時中のようだった」みたいなことを、『新潮45』は言っていた(と新聞で読んだ)けど、戦時中の価値観から言えば、LGBTにこそバッシングは向かったんじゃないのか、と思う。
私としては、前回も言ったけど、炎上商法には乗らない。「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた」言説の売り上げになんぞ、加担したくはないのだ。

2018年9月24日月曜日

お彼岸、お月見

昨日は彼岸の中日。
家の墓に参り、その足で妻の実家のお墓参りに行く。
よく晴れて暑くなった。


お昼は皆でくら寿司。お腹一杯食べた。

今日は中秋の名月。お月見で夕食にけんちん汁を食べる。


宵のうちは雲が多かったが、9時過ぎからはきれいな月が出た。



ところで、『新潮45』なのだが、私も読んでいた時期があったのだ。適菜収や小田嶋隆などの執筆陣は好きだったし、丹念な取材に基づいたルポルタージュは面白かった。しかし、ああなっちゃもう駄目だ。批判するなら、ちゃんと読んでから批判しなくては、という気持ちもある。だけど、あんなものの売り上げに加担するのは嫌だ、という気持ちの方が強い。
さようなら、『新潮45』。

2018年9月22日土曜日

今日の日記

朝、御飯、味噌汁、マルシンのハンバーグ、海苔の佃煮。
次男のお供で千葉の流山に行く。いつもは妻と行くのだが、妻の仕事の日なので、私に出番が回ってきた。
TXのつくば駅から、南流山まで30分足らずの旅だ。次男は慣れているので、色々と世話を焼いてくれた。
次男のワークショップの間、私は流山の街をぶらつくことにする。
まずは古本屋に入る。吉行淳之介『がらんどう』(中公文庫)を150円で買う。
知らない街を歩くのは楽しい。歩いていると、そこがどんな街なのか、何となく分かってくる。








20分ほど歩くと、コーヒーが飲めそうな店があったので入る。


吉行の文庫本を読みながらコーヒーをいただく。ブレンド410円。
食事、甘味、喫茶、お酒、何でもありのお店らしい。


30分ほどのんびりする。
ではそろそろ次男をお迎えに参りましょう。



流山駅前のモスバーガーで昼食。
12時半の快速でつくばに帰る。
Q’tのミスドでお土産にドーナツを買う。

夕食は、まさか昨日のブログを読んだのではなかろうが、伯母さんから秋刀魚をもらったので、塩焼きにする。それに冷奴と油揚げの焼いたのをつまみに、もちろん燗酒を飲む。
ごちそうさまでした。


2018年9月21日金曜日

秋刀魚が好き

私はもともと鯵や鯖などの青魚が好きなのだが、この季節だと、何といっても秋刀魚にとどめを刺しますな。
この頃は刺身も普通になったが、やっぱり塩焼きがいい。秋刀魚の場合、焼いたほうが旨味が増すような気がするのだ。
落語では十代目金原亭馬生の「目黒の秋刀魚」が食欲をそそる。あの、目黒で殿様が秋刀魚をつつく場面はいい。馬生というと、いぶし銀の渋い芸という印象が強いが、漫画的な描写も得意。大笑いしながら思わず生唾を飲み込んでしまう。
さて、この秋刀魚の塩焼きには、もちろん炊き立ての御飯なんだろうが、私としては燗酒もたまらんなあ。ビールや焼酎なんかより日本酒、それも冷より燗だな。
焼きたての秋刀魚に箸を入れ、まずは、はらわたからいく。しっとりとした食感、ほんのりとした苦みが酒に合う。小骨はそのまま食べちゃう。
薬味は大根おろしもいいし、生姜もいい。脂ののった肉に絡めてつまむと、これまた酒が進む。秋刀魚一尾で、酒二合いけるな。
週一でもいいいのだが、近年不漁のためか値段が高くなり、食卓に上る頻度もめっきり減ってしまったのが残念だよ。

新婚当時の食卓であります。

それにしても、狭量で猜疑心の強いリーダーを持つと、下々は大変ですなあ。

2018年9月19日水曜日

石岡のおまつり

この前の3連休には「石岡のおまつり」があった。
私は、中日の16日に見物に行った。
妻は「私はそれほど思い入れはないから、子どもたちと見に行って」と言うので、ありがたく、車で送ってもらうことにする。

友だちと約束している長男と駅前で別れ、次男を連れてぶらぶら歩く。
駅前通りから、まずは中町通り。さすがにお祭りとあっていっぱいの人出。
次男とたこ焼きをぱくつき、せっかくだからとハートランドビールを飲む。
そうこうしているうちに、幌獅子や山車がやって来る。




香丸町までぶらぶらして、妻にお土産の揚げ餅を買う。
1時間半ほどで次男は電池切れ。妻に電話すると迎えに来てくれた。
妻が「もっと見ておいで」と言ってくれたので、次男を預け駅前に戻る。

午後3時から、幌獅子パレードがスタート。20台以上の獅子が終結。そこからのパレードはさすがに見ごたえがあるなあ。たっぷり1時間、堪能した。



 
 


その後、久し振りに、高校・大学の同級生I君と飲む。
充実したお祭り見物だったよ。奥さん、ありがとう。

2018年9月15日土曜日

秋だね


朝から雨。朝食はご飯、みそ汁、ハム、スクランブルエッグ、鮭フレーク。
妻は仕事に出る。
午前中、子どもたちと図書館、本屋。
昼は子どもたちが焼きそばを作る。美味しくいただく。


午後は晴れる。
義母がお使い物に石岡の銘酒「渡舟」が欲しいというので、小川の酒屋に買いに行く。
ついでに街を散歩する。



天聖寺の参道を上る。


石段の脇にはたくさんの石仏があった。どれも江戸時代のものである。






天聖寺創設は1707年(宝承4年)、以来禅宗の名刹として知られたが、幕末、天狗党の乱の際、攘夷派浪士の拠点となり、乱の後荒廃した。明治3年6月30日午前2時に出火、堂宇はことごとく灰燼に帰し、そのまま廃寺となった。今は斎場が建っている。

それから、素鵞神社にお参りする。


素鵞神社は最近、御朱印が評判で参拝客が多い。今日も境内には何人かのグループがいた。


素鵞神社に隣接する小川小学校は、もとは城があった所。幕末には郷校ができて、天狗党の拠点となる。

高台の上から、小川の街を望む。


夕食は鳥すき焼きで燗酒。
前山にはヒガンバナが咲いていたし、いよいよ秋だねえ。



2018年9月13日木曜日

PC買っちゃった

PCの調子がおかしい。すぐ電源が落ちてしまう。
PCデポに見せたら、修理に5万以上かかるという。
今のところ、何とか使えているので、少しの間はずるずるやっていくつもりだが、いずれ完全に駄目になる時が来るだろうな。その時は買い替えか。安くない買い物だから、気が重いなあ。

と、ここまで1週間ぐらい前に書いた。
結局、新しいPC、買っちゃいました。安いやつだけどね。
使い始めは勝手がわからない。ストレスたまるなあ。
ま、そのうち慣れるだろうから、ちょこちょこやっていくことにしますよ。

この間の日曜日、散歩がてら図書館に行って本を借りた。
三島由紀夫の評論。これが、なかなか間違いが多い。
三島の祖母の伯父に関して、「水戸藩士で天狗党の乱に参加し自刃した」とあるが、「水戸藩の分家、宍戸藩の藩主で、天狗党の乱に巻き込まれ、切腹した」が正しい。マラソンの円谷幸吉は「円谷幸二」としてある。「円谷英二」とかぶったか。
何だかんだと突っ込みを入れながら読んでいる。楽しいっちゃ楽しいか。

「気に入らぬ風もあろうに柳かな」
いつの間にか忘れてたけど、これからはそんなふうにやっていこうかな。

 

やっとこの頃、秋めいてきましたなあ。

下の写真は、散歩の途中で撮った、庚申様の三猿。元禄年間のものである。