2024年1月5日金曜日

高山T君に会いに行く⑤ 布袋の大仏から萩原宿

小牧市から一宮市へと車を走らせていると、忽然とこのような風景が現れる。


近寄ってみるね。


これが名高き布袋の大仏である。正式名称は御嶽薬師尊。針灸医、故前田秀信氏が43歳の時、夢のお告げがあり、人々を病気の苦難から救おうと決意(前田氏は幼い頃体が弱く、御嶽薬師尊を信仰していたという)、私財をなげうって昭和29年(1954年)に設立したものである。高さ18mは奈良の大仏を凌ぐ。

裏側は住居と一体となっており、治療院が営業中である。


何と言ってもお顔がいい。知り合いにいそうなフレンドリーなお顔をしていらっしゃる。冬空に映えていい感じ。しばし見とれる。


私は高さ120mの牛久大仏を知っている。その巨大さは他を圧倒する。それでも熱量としては布袋の大仏の方が上だな。ただならぬパッションを感じるよ。


それから、私たちは一宮市街を抜け、萩原宿に行く。美濃路の宿場町だ。

美濃路は江戸時代、東海道の宮宿と中山道垂井宿を結んだ脇往還だった。関ヶ原の戦いでは、東軍の福島正則が進軍し戦いに勝った徳川家康が凱旋した道で、「吉例街道」とも呼ばれたという。本来、東海道は宮から桑名まで海路をとるのだが、海難事故を恐れて美濃路を行く旅人も多かったらしい。

高山T君が選んだだけあって、シブい町並みが続く。


呉服屋さん。

「結納」・・・だよね。


T君イチオシのはんこ屋さん

シブいよねえ。



 
のこぎり屋根の建物。

表もシブい。

焼いていた大判焼きが旨そうだったので買う。

ほかほかで熱い。旨し。

素晴らしいフォント。





老舗感たっぷりのお茶屋さん。

こちらも老舗感たっぷりの和菓子屋さん。


実は私たちが萩原宿を訪れたのは、聖地巡礼の目的もあったのだ。詳しい話は次回。

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