旅のシメは、名古屋駅新幹線ホームの立ち食いのきしめん。
高山T君のお勧めは、320円のいちばん安いやつ。それが、これ。
鰹節がたっぷりかかっていて、小っちゃなお揚げが載せてある。これを無心にすするのだ。
優しい味で旨いんだ。つゆまで完食。お腹もそんなに空いていなかったけど、ぺろっとやっちゃったよ。
次々客が入ってくる。ファンが多いんだねえ。
実はこの日は東京で軽く飲んで帰ろうと思っていたのだが、遅くなりそうなので、東京駅で駅弁を買って家で食べることにした。
買ったのが、これ。
鎌倉名物、鯵の押し寿司。押し寿司といえば鯖だけど、こちらは小鯵。「関東風に握り、関西風に押す」。何とも粋なもんだ。
見よ、この美しいこと。寿司ひとつに小鯵を一匹使っている。贅沢だなあ。
もうこうなると飲まずにはいられない。冷やを一杯、脇に添える。
旅の余韻を味わいながら、家で飲む酒もまた格別であった。
付記。前回のブログを見た高山T君からLINEがきた。総務省の調査では、1世帯当たりの喫茶店支出額日本一は3年連続で岐阜市(15616円、何と全国平均の2倍!)。以下、2位名古屋市、3位さいたま市と続くという。「納豆で水戸市が1位ではない」というのにも、ちょっと似てるか。