満足満足でたまやを出る。行き当たりばったりで、台地から坂道を下る。
道なりに行くと、薬師堂とお稲荷様がある。
案内板によると、ここに「有為館」という自由民権運動の拠点があったという。それはやがて、明治17年の加波山事件へと発展していった。幕末の天狗党の乱といい、茨城県というのは血の気の多い土地柄だったんだろう。
さらに歩みを進めると、土蔵造りの建物が立ち並ぶ一角に出た。
もうね、私が歩く所歩く所にシブい建物が出現するのよ。たまらん。
大通りに出たら出たで、こんなの見つけちゃうし。
さすが県西随一の商都だなあ。
茨城県の県立高校には「一高」「二高」「三高」というナンバースクールがある。「二高」はもともと女学校だった。「一高」はその地域を代表する存在になろうか。その多くは、元旧制中学だが、農学校、商業学校が母体になっているのもある。下館一高は県有数の進学校として知られるが、創立時は商業学校だった。いかに下館が商業都市として栄えたかが分かる。
そろそろ駐車場に向かおう。駅前通りも、なかなか見応えがあるなあ。
ちょっと入った所に火の見櫓発見。おれも持ってるなあ。
駅前に閉館した映画館を発見。
これも「兵どもが夢の跡」なんでしょうなあ。
下館駅。
2時間ちょっと歩いて、駐車料金50円。素晴らしい。
仕上げに下館からの筑波山。
ちょうど、うちの地元から真裏の位置だな。
旧明野町からつくばに出て、後はいつもの道を通って帰った。
仕事から帰った妻と、お土産に買って来たファミマのプリンを食べる。いい休みだったよ。
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