秋も深まった。彼岸花ももう終わり。これからはコスモスかな。
今年は彼岸花をたくさん見た。
近年、夏の暑さが凶暴で、秋の訪れが待ち遠しい。
そして、彼岸花が、秋を告げる花なのである。そういうわけで、昔はそんなに関心はなかったのだが、最近は気をつけて見るようになった。
彼岸花はいきなり咲く。葉も茂らず、いつの間にか茎が延びて、いつの間にか鮮やかな赤い花が咲く。
彼岸花の赤は過剰だ。鮮やかすぎる。どことなく禍々しい。事実、彼岸花はリコリン、ガランタミンなどの毒を持っている。
彼岸花を曼珠沙華ともいう。サンスクリット語に由来するらしい。
山口百恵が「曼珠沙華(マンジューシャカ)」という歌を歌っていた。阿木燿子作詞、宇崎竜童作曲。山口百恵の名曲を多く作った黄金コンビの作だ。1978年発表。ということは、当時彼女は19歳。性根の座った歌声は女の情念さえ感じさせる。すげえ。また、ギターが泣く泣く。この間、久々に聴いたけど、カッコいいぞ。
では、今年撮った彼岸花の写真。
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