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2020年11月29日日曜日

巣ごもりの休日、懐かしの狛江

昨日は車検でつくばへ行く。


イーアスでそそくさと買い物をして、帰り道にお昼を食べて1時ごろには家に帰った。

夕食は、ケンタッキー・フライド・チキンでビール、白ワイン。たまにはこういうの食べたくなるな。旨し。

寝しなにアイリッシュウィスキーを飲む。


今日の日記。

朝、御飯、味噌汁、卵とウィンナーソーセージの炒めもの、納豆。

一日中、喪中欠礼はがきを書く。

昼は日清チリトマトヌードル。ジャンクフードも旨いのよ。

妻と夕方ビール。

夕食は、お好み焼きで燗酒。食後にアイリッシュウィスキー。


この頃、いつも同じ枝に同じ鳥が止まる。

すぐ近くにもう一羽。つがいになったのかねえ。


テレビの「モヤモヤさまぁ~ず」で狛江に行っていたので、ついつい最後まで見てしまう。

大学が近かったし知り合いがけっこういたので、狛江にはよく行った。

小田急線狛江駅近くには、落研入部当時の代表、雀窓さんの下宿があった。入部の日に、私はそこで酒を飲ませてもらった。

狛江と和泉多摩川の間には、プロの落語家になった桂小文治さん、同輩の弥っ太くん、後輩の牛丼くんが歴代住んでいたアパートがあった。この近くには、安芸という飲み屋があって、よく通ったものだ。

いずれも狛江駅の南口から。番組は北口ばかりだったので、ほとんど見覚えのある所は出て来なかったな。でも雰囲気は味わえた。あんなふうに、住宅と畑が混在していた所だった。

何枚か、狛江の写真があるので載せてみる。

まだ狛江の駅が新しくなる前の駅前風景。

2015年の和泉多摩川駅前。

同じ年の多摩川の堤防。

こちらは狛江駅前。

まだ「立ち呑みや」の看板が残っております。

懐かしいなあ。

2020年11月28日土曜日

感動の須田うどん

ミニの車検でつくばに行く。

帰り道、昼飯を国道6号線沿いの須田うどんで食べる。20年振りか。結婚してからとんと御無沙汰になったが、昔はよく食べた。

もつ煮もうどんも食べたかったので、もつ煮セットにする。

もつ煮セット、900円。

 うどんは冷たいのをチョイス。このうどんが旨い。丸亀製麺上陸以前からある、腰の強いうどん。つるつると無心ですする。

また、このもつ煮が旨いんだよなあ。

それで、ちょっと行儀が悪いけど、最後はこうやってかっこむの。

旨かった。ちっとも変わらない、感動の味。

次々とお客が入ってくる。相変わらずの人気店だ。いつまでもそこにいてほしい。



埼玉に山田うどん、されど茨城には須田うどんあり! である。

2020年11月23日月曜日

3連休 続き

今日の日記。

朝、御飯、吸い物、ベーコンエッグ、納豆。

CD『席亭立川談志のゆめの寄席』第二夜を聴く。

上:「穴どろ」二代目古今亭甚語楼、「子供の教育」青空千夜・一夜、「味噌蔵」八代目三笑亭可楽

下:「子別れ(上)」七代目春風亭小柳枝、「火事息子」三代目桂三木助

可楽のちぎっては投げるような語り口、癖になるなあ。

小柳枝については以前記事にしている。(小柳枝の話 )よかったら読んでください。

三木助の「火事息子」。冒頭で主人公徳之助が母親の夢を見る型。一編の小説を読むようだ。この辺の文芸臭さ、好き嫌いが分かれるかもしれないが、私は好き。年を取ってくると、徳之助の両親の方に共感してしまうな。この後も徳之助は臥煙(がえん)として生きていくのだろうか。

昼は息子たちが作ったチャーハン。

昼過ぎ妻が仕事から帰る。ちょっと外に出ておいでよ、と言ってくれたので、石岡をぶらつく。







路地裏の猫。逃げない。



石岡を歩くのは久し振り。楽しかった。

『ジョンとヨーコ ラスト・インタビュー』(デービッド・シェフ、集英社、1990年刊)を読む。ジョン・レノン、40歳。あの衝撃の死の直前、アルバム『ダブル・ファンタジー』レコーディング中に行われたインタビューである。昨日読んだ『回想するジョン・レノン』よりも整理されていて読みやすい。感想は読み終えてから書きたい。

妻と夕方ビール。

夕食は、牡蠣と鱈と豆腐の鍋、いわしの煮たので燗酒。食後にアイリッシュウィスキー。

穏やかなお休みでした。

2020年11月22日日曜日

3連休

昨日の日記。

朝はコストコのパンケーキ、温めた牛乳。パンケーキはメープルシロップが挟んである。旨し。

妻は仕事に出掛けた。

午前中はCDを聴く。『席亭立川談志のゆめの寄席』第一夜。

上:「身投げ屋」柳家金語楼、「花ある生活」海原お浜・小浜、「目黒のさんま」十代目金原亭馬生

下:「岸さん」九代目桂文治、「音曲吹寄せ」柳家小半治、「夜桜」八代目桂文治

八代目文治。短い間だが黒門町の文楽の師匠だった。戦後、急死した四代目小さんの後の落語協会会長。五代目小さんは、師四代目小さんとともに「昭和の名人」に挙げている。「夜桜」はその代名詞ともいえる十八番である。しかし、現代の耳では少々聴きづらい。口跡がはっきりしないし、場面転換が唐突だ。晩年は不遇だったという。しかし、よく聴くと技術の確かさが分かる。これが戦前の東京落語の巧さだったのだろう。文楽・志ん生には、文治にはない新しさがあったのだと思う。

昼は次男が作った焼きそば。旨し。

午後はミニの車検でつくばに行く。よく晴れてドライブ日和。

国土地理院に寄って、昭和16年版の東京下谷区の地図を買う。


コートダジュールでお土産にケーキを買って帰る。

夕食は鶏の唐揚げ、ポテトサラダで燗酒。食後に妻と赤ワイン。

寝しなにアイリッシュウィスキーを飲む。

BSでジョン・レノンとオノ・ヨーコの番組をやっていたので、ちょっとだけ見る。ジョンとヨーコの物語。そういえば東京で展覧会やっていたな。行けないけど。



今日の日記。

朝、トースト、ウィンナーソーセージ、温めた牛乳。

午前中は部屋の片づけ。

昼は、無印のレトルトカレーでカレパ。バターチキン、キーマ、エビクリーム、野菜の4種にナン。お腹いっぱい食べる。旨し。

物置から『回想するジョン・レノン』(片岡義男訳・草思社)と『ジョンとヨーコ ラスト・インタビュー』(集英社)を持って来る。

『回想するジョン・レノン』は、1970年ビートルズ解散直後、ジョン30歳の時のインタビュー。ソロアルバム『ジョンの魂』発売のプロモーションも兼ねていたのだろう。1972年に『ビートルズ革命』というタイトルで発売され、1974年版で改題された。私のは1984年版である。

感性の人ジョンらしく話はあっちこっちに飛ぶ。だが、その断片にこそジョンが宿る。抑制された語り口だが、ビートルズ解散のぐちゃぐちゃは、当時のファンにとっては衝撃だったろう。

ヨーコの「ビートルズとして存在していたために、ジョンは、ほんとうのジョンよりもスケールが小さくなってしまっていたようなものです」という言葉が、ビートルズファンとしては痛い。ジョンはこういう言葉が欲しかったんだろうな。ジョンにはヨーコが必要だったし、ヨーコも何者かになるためにはジョンが必要だったのだろう。

『回想するジョン・レノン』読了。妻と夕方ビール。

夕食は伯母からの頂き物、鰻丼で燗酒。久し振り、旨し。妻と白ワイン。

寝しなにアイリッシュウィスキー。


一昨年の今頃、ミー太郎がやって来たんだなあ。



2020年11月20日金曜日

鹿島神宮、東西南北一の鳥居

先日、鹿嶋に泊まった時、鹿島神宮の東西南北の一の鳥居を巡ってきた。

まずは北。鹿嶋市浜津賀にある。四つの中ではいちばん新しい。

日立市の中島ビニール加工が2017年に奉納した。

すぐ近くには戸隠神社がある。


お次は東。鹿嶋市明石の浜にある。

防潮堤ができて、鳥居越しに海は見えない。

この海から鹿島神宮の祭神、武甕槌命が上陸したという。


南は神栖市息栖。息栖神社の一の鳥居も兼ねている。常陸利根川に面し、河岸としても栄えた。


両側の小さい鳥居の足元は清水が湧く。

西は鹿嶋市大船津にある。唯一水上に立つ鳥居。広島の厳島神社に大きさでは匹敵する。


対岸の潮来側から。

この四つの鳥居の内側が、神域とされております。
さすが常陸国一之宮、スケールが大きいや。


2020年11月15日日曜日

週末の日記

昨日の日記。

朝、マフィン、温めた牛乳。朝イチで散歩がてら床屋に行く。

昼は次男が作ったチャーハン、インスタントの春雨スープ。

図書館で借りた本を読む。

夕食は石狩鍋、春巻、クリームコロッケで燗酒。山形の地酒「住吉」。旨し。

BSで映画『男はつらいよ・夜霧にむせぶ寅次郎』を観る。ロケの舞台は根室。八海君の住む街だ。北海道でいちばん思い入れのある街。しみじみ観てしまったよ。





マドンナは中原理恵。




妻は夜まで仕事。10時前に帰って来る。私はアイリッシュウィスキーを飲む。


今日の日記。

朝、にゅう麺。

次男のお教室的なもので南流山まで行く。いい天気なので、長男も一緒にドライブがてら行く。

妻と次男のお教室の間、私と長男は南流山をぶらつく。

といっても、すぐに古本屋に入り、40分いてしまった。大岡昇平『将門記』(中公文庫)、『最新旅行案内4 房総・水郷』(日本交通公社)を買う。旅行案内は昭和44年(1969年)発行。これがなかなか面白い。

せっかくだからと、30分ほど駅周辺を歩く。





昼は守谷SAで食べる。私は旨辛麻婆麺。結構辛かった。



2時頃帰る。だらだらと本を読む。妻と夕方ビール。

夕食は、今日は氏神様のお祭りだと言って父が買って来た、吉野家の牛皿、カスミのエビチリ、ヤマイモの天ぷら、たこ焼きで酒。

食後にアイリッシュウィスキー。

いい天気で暖かかった。高速道路に乗って、少しだけ遠出気分を味わえました。


 

2020年11月13日金曜日

小春日和の『鰻の幇間』


平日の休み。

朝、パン、コーンスープ、卵とウィンナーソーセージの炒めもの。パンにはタルタルソースが私は好き。

子どもたちと図書館に行く。『ビートルズ』(アラン・ゴズィン著、角松天訳)を借りてくる。


しばらく前に録画していた落語研究会の春風亭一之輔『鰻の幇間』を観る。

上手いよな。ギャグも斬新。一緒に見ていた次男がげらげら笑っていた。

ただ、私は入っていけなかった。確かにギャグのセンスはいい。しかし、幇間が登場し、浴衣がけで湯に行く客がいて、9円75銭の勘定が発生する世界を、それは壊してはいなかっただろうか。

不味い鰻屋を強調するあまり、酒も新香も鰻も、一口食べて後は食べられなくなってしまった。その結果、客がはばかりへ行った後、一八は一人で飲み食いできなくなってしまった。ものには程というものがある。あれは不味いにしても、全然口にできないものであってはならない。

一八が「おれはこの仕事が向かないんじゃないかと思ったこともあった」と述懐するくだり、10円札を出すときに、弟とのエピソードを吐露するあたりは、一之輔の了見を感じさせてくれてよかった。野だいこの切なさをよく描いていたと思う。

解説の京須偕充が「笑いをもうちょっと少なくしていいのではないか」と言っていたが、私も賛同したい。

で、古今亭志ん朝の『鰻の幇間』もDVDで観てみる。同じ落語研究会の高座(1984年)のものだ。

心を奪われたよ。「団菊爺」みたいで嫌だけど、私の世代はこっちだな。高座がきれいでギャグが設定やセンスに頼っていない。笑わせるにしても、あくまで人間で笑わせているんだ。


昼は次男が作ってくれたサッポロ一番味噌ラーメン。久し振り。旨し。


午後、八代目桂文楽の『鰻の幇間』をレコードで聴く。

ああいいなあ。笑いは少ないが、明治大正の香りが濃厚に立ち上る。

今、この噺のサゲは客が一八の下駄を履いて、自分の草履は新聞紙でくるんで帰るという古今亭の型が主流だが、私はそこまでやらない文楽の型が好きだな。あそこまでやると後味が悪い。


妻は昼過ぎまで仕事。二人で夕方ビール。

夕食は鶏の塩麴焼き、肉じゃがで府中誉の燗酒。食後は妻とワイン。

風呂に入って、アイリッシュウィスキー。


一日いい天気で暖かかった。紅葉も大分進んだね。