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2009年5月13日水曜日

大洗鹿島線に乗る

水戸での宴会があるため、初めて大洗鹿島線に乗る。
私は別に鉄道ファンというわけではないのですが、いやあ、いいですねえ。
この鉄道には新しいというイメージがあるのだが、開通してもう20年以上か。
いい具合に味が出てるなあ。
田園風景の中を進むディーゼルカー。
山は目も痛いほどの新緑。所々で藤の花がぶら下がる。
眼下には田植えを終えたばかりの田圃が広がる。
基本的に高架を走っているので、本当に見晴らしがいい。
大洗駅手前では停泊中のフェリーが見えた。
景色もバリエーションがあって楽しめました。
ローカルの私鉄ということで経営は決して楽ではないだろうが、是非とも頑張って欲しいものです。

そう考えると、鹿島鉄道鉾田線の廃線は、今もって悔しい。
すぐそこが霞ヶ浦という所を走る唯一の鉄道だったのだ。
霞ヶ浦、筑波山(しかもその形が最も美しい角度で見ることが出来る)、昭和初期製の車両という完璧な組み合わせが楽しめる、我々にとって、本当に貴重な財産だったのだ。
もったいないことをした。この思いは、ずっとずっと忘れられないと思う。

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