石岡、十七屋履物店。いいでしょう。
この付近は、十七屋、すがや、近江屋という看板建築の傑作があり、福島砂糖店、丁子屋があり、東京庵があり、しばのやがあり、と見所が多い。
私がガキの頃は、さらにモリコー、コーキというデパート(今思えば、デパートと呼ぶにはささやかなものだったが)があり、高木書店があって、賑わっていた。
高木で本を見て、モリコーの屋上で味噌おでんを食べ、コーキのゲームコーナーで遊ぶ、というのが我々の黄金パターンだった。
今は商都の中心としての役割を終え、昭和の香りを残すだけの一角になってしまった。この間歩いた時には、雛祭りを見に来た人が、ぽつりぽつりと散策しているだけだったな。しょうがない。時代は変わる。イオンモールだって永遠ではない。たぶん。
十七屋をもう1枚。こちらは、夏に撮ったものです。
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