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2014年8月30日土曜日

近所の神社のお祭り

この間、近所の神社のお祭りに、長男を連れて行って来た。
無料のポップコーンをつまみながら、きりっと冷えた缶ビールを飲む。
今年も立浪部屋のお相撲さんがきてくれて、お祭りを盛り上げてくれた。
息子は指相撲をやってもらっておりました。
その後は富くじの抽選。木札を錐で突いて、当たり番を読み上げる。誰か落語が好きな人が企画したのかしら。
とりあえず、クリアファイルをゲットする。
けっこう人が出てて、しかも顔見知りが多く和やかな雰囲気。この祭りも定着してきたねえ。どうか末永く続いて欲しいものです。

地元のゆるキャラ。子どもたちにいじられまくっていました。

立浪部屋の力士。

長男は指相撲に挑戦。

郷土の偉人、滝平二郎の絵の灯篭。

富くじはお巫女さんと力士で抽選しておりました。




2014年8月28日木曜日

鈴本演芸場 八月中席昼の部

上野鈴本演芸場、八月中席昼の部。お盆の特別興行。普段2800円の入場料も、この期間は3500円。
開演前に入る。客はそこそこよく入っていた。(次第にほぼ満席になっていく。)
正しい落語マニアなら、夜の部を選ぶだろうな。まさに円熟期、今が聴き時の柳家権太楼と柳家さん喬が、連日ネタ出しで熱演しているのだ。
私の方は、時間的に昼の方が都合がよかったのと、三遊亭圓歌を聴いておきたかったのと、生きのいい若手が出ていたのと、色々あって昼の部を選ぶ。
前座なし。いきなりジャグリングのストレート松浦が高座に上がる。特別興行には前座は出さないのね。相変わらずの真っ直ぐな熱演。ルックスが元木大介に似ているのに気づく。
二番目に春風亭正朝登場。普通なら二つ目が上がる所で中堅真打が上がる。贅沢な番組だねえ。ネタは『牛ほめ』。明るくて軽くていい。佐兵衛おじさんの話の中で、奉公に行っている娘が出て来る。与太郎にとっては従姉。この設定は初めて聴く。
お次は古今亭菊之丞、『町内の若い衆』。得意ネタだね。『紙入れ』とか、ちょっといやらしい噺がニンに合う。絽の着物に腰には煙草入れ。見事だねえ。この調子で古風な路線を突っ走ってちょうだい。柳家三三、桃月庵白酒に比べて幾分地味だが、この世代の一角を担うに、ふさわしい実力者だと思う。
ロケット団の漫才。レッドカーペットで売れた人たちだが、1分間で消費される芸じゃない。ナイツとともに寄席を大事にして、東京漫才を支えて欲しい。
五明楼玉の輔は、この間も聴いた、がん告知の新作。ネットで調べたら、『財前五郎』というタイトルらしい。
春風亭一之輔、『粗忽の釘』。これも得意ネタ。皆が認める若手のホープ。華があるなあ。声がよくって、リズム、テンポがいい。未来の名人候補だが、変におさまらず、のびやかに笑わせてくれる。器の大きさを感じさせる人だ。
ここで色物。柳家小菊、粋曲。いい女だねえ。この人が落語協会に入った時、先代馬生が「小菊や小菊や」と、いささかのぼせたらしい。しっとりと、そしてちょっと毒のあるトークは健在。しばしお座敷の気分を味わう。
柳家喜多八は、またもや『清水の次郎長、石松代参』の三十石船の件。このネタをモノにしようとしているんだろうなあ。
仲トリで三遊亭圓歌登場。御年85.さすがに老けた。口調はだいぶゆっくりになったし、声量も落ちたとは思うが、それでもしっかりウケは取る。歌奴時代、自らを常陸宮と言っていたのを、本物の常陸宮殿下が知り、「歌奴を見てみたい」と仰せになって、宮中に呼ばれ、天皇陛下はじめ皇族の方々に落語を聴かせたという漫談。三遊亭圓生の御前落語の1年前の話だ。すげえなあ。戦後落語の生き証人、長生きしてもらいたい。
クイツキは江戸家猫八の物真似。きちっとしたきれいな高座だ。
桃月庵白酒、『浮世床』。本の件を達者に聞かせる。上手いなあ。こういう噺で、しっかり笑いを取ってる。
柳亭市馬は『蝦蟇の油』。朗々と歌うが如し。声にかなりの余力がある。いい声だなあ。羨ましい。落語協会会長に就任し、一段と貫録が付いた。50代にして落語界最大の協会を率いるというのはすごい。どこまで大きくなるのか、見届けてみたい人だ。(同い年だし)
膝代わりは林家二楽の紙切り。OHPがかっこいいぞ。しかし、最近OHPって、寄席の紙切りでしか見たことないなあ。
トリは三遊亭歌之助。30分たっぷり漫談。『B型人間』かなあ。かなり色んな要素が入っていたけど。どっかんどっかんウケる。師圓歌が「5秒に1度の笑い」と言われていたけど、今やその枕詞は歌之助のものだろう。しかも、その熱演、サービス精神は圓歌のライバル、初代林家三平を彷彿とさせる。人柄がいいんだろうなあと感じさせる高座だ。このままの勢いで、平成の爆笑王になって欲しい。
中入り後は、白酒、市馬、歌之助と、九州出身者が続く番組だったねえ。

2014年8月26日火曜日

黒門町を歩く

夕刻は、黒門町の辺りをぶらぶらする。
言わずと知れた、八代目桂文楽の自宅があった所だ。
落語家も大家ともなれば住んでいる町名で呼ばれる。
古今亭志ん朝は「矢来町」、五代目柳家小さんは「目白」、三遊亭圓生は「柏木」だった。
中でも極め付けが「黒門町の師匠」八代目桂文楽だった。
上野の松坂屋の向かい、風月堂そばの路地を入ると、都会の喧騒から隔絶されたような一角がある。社団法人落語協会の事務所があり、そのはす向かいに長方形の空き地がある。そこが文楽の自宅跡である。
その佇まいを、柳家小満ん『べけんや―わが師、桂文楽』から引用してみる。

「(前略)今は立派なビルになっている和菓子の『うさぎや』さんの真裏の路地を入ったところで、路地の入り口の左角が古今亭今輔師匠のお宅であった。文楽師匠のお宅は左側で、向こうの角から二軒目で、わずか九坪半の小さなお宅であったが、大きなガラス戸の玄関と、お勝手口の板塀があり、二階の手すりといい、ガラス戸といい、塀といい、まるで鉢のように真っ白に磨きぬかれていた。
玄関には表札が二枚並んでいて、
『桂文楽』
『並河益義』
とあって、横に“柳家小さん書”としてあった。」

まるで文楽の芸そのままの、きれいで端正な様子がうかがわれる。建物は昭和50年ぐらいまでは存在していたという。どうして私は、当時、ここを訪れなかったのか。今更ながらに後悔する。
近くの通り沿いに、ビルの中にあるお稲荷様がある。そこの奉納一覧には、我らが黒門町、桂文楽の名前が、今なおあるんだな。それを大切にカメラに収めて、予約した宿のある、神田明神の方へ向かうのでありました。
黒門小学校。重厚な造りですな。

落語協会事務所。

この空き地が、桂文楽宅跡。

文楽の家があった路地。

お稲荷様の奉納一覧。右上には古今亭今輔の名前も見える。

そして、よっ待ってました、黒門町。

路地を出た所には、しぶい建物がありました。


2014年8月23日土曜日

谷中を歩く


仕事で東京に行って来た。
せっかくなので、少しばかり街歩きをする。
日暮里駅で降りて、谷中を歩く。谷中は本当に久しぶりだ。
夕焼けだんだんを下りて、谷中銀座の本屋に入る。
森まゆみ『圓朝ざんまい』、瀧口雅仁『平成落語論』を買う。
向かいの雑貨屋は、志ん生・馬生・志ん朝親子グッズを売っている。手拭いが2~3000円。ちょっと手が出ないなあ。1000円出さなくて済むぐらいの、千社札シールとかあれば買うんだけど。
よみせ通りまでだらだら歩き、さんさき坂を上がる。
坂を上りきった辺り、全生庵に入る。言わずと知れた三遊亭圓朝所縁の寺。圓朝所蔵の幽霊画展をやっている。これは見ずにはいられない。
拝観料500円。おどろおどろしい絵が多いけど、どれも静かなひそやかな雰囲気。応挙の幽霊が美しかった。
それから、上野公園をつっきって、不忍池に出て、ゴールは連玉庵。
1時間半の散歩。この日は35度の猛暑日。ちょっときつかったねえ。
ヱビスの中瓶とせいろが、しみじみと旨かった。

では、谷中散歩から。
日暮里駅近くのお蕎麦屋さん、川むら。牡蠣そばが旨いよ。

古い町屋が至る所にあります。

「初音小路」という飲み屋街発見。先代三遊亭小圓朝が「初音朝の師匠」と呼ばれていた。

中はこんな感じ。そそられますなあ。

谷中は「古今亭・金原亭の街」なんだねえ。

谷中銀座。

ちょっとした脇道でも味がある。

質屋さんは奥まった所に、ひっそりと。

ここで半チャンラーメンを食べたことがある。今は営業してないみたい。

さんさき坂を上る。

全生庵。

偉人、三遊亭圓朝の碑であります。

2014年8月19日火曜日

那須塩原に遊ぶ③


翌朝は、5時半に目が覚める。昨日とは打って変わっていい天気。
息子二人を連れて、朝風呂へ。
風呂から上がって、やはり息子二人を連れ、近くを散歩する。
宿のすぐ近くに、清琴楼という老舗旅館がある。明治の文豪、尾崎紅葉が定宿にしていた所だ。
紅葉は、ここで『金色夜叉』を書いた。『金色夜叉』は、紅葉の死によって未完に終わるが、その最後の場面は塩原温泉郷が舞台になる。
清琴楼の玄関先には、「紅葉山人像」が鎮座まします。
若いうちは硯友社一派にあまり価値を置かなかったが、食わず嫌いだった。紅葉の、30歳にも満たぬうちから、あの大派閥をまとめあげた器量は、やはり見事なものだと思う。(その大きさは、泉鏡花『婦系図』の真砂町の先生で十分想像させられるな。)
川沿いの道を歩いて吊り橋を渡る。吊り橋の上からぬりやを振り返ると、ちょうど妻が顔を出したところだった。向こうはビデオ、こっちは写真を撮る。
朝食をしっかり食べて、チェックアウト。本日の目的地、牧場へ向かう。
那須塩原地方は観光牧場が数多あるが、その中で子どもが遊べる施設の豊富さから南ヶ丘牧場を選んだ。
乗馬、動物の餌やり、パターゴルフと午前中目一杯遊ぶ。
その中で何といっても、ソフトクリームには家族全員が感動。濃厚で旨かったねえ。
この日は盆の入りだったために、そうそうゆっくりしてもいられず、昼前には那須を後にした。
今年は忙しく、長男の部活の都合もあり、日程を合わせるのに苦労したけど、今年も親子で旅行できてよかった。ささやかな贅沢だけど、大事にしたいねえ。

清琴楼旧館の重厚なたたずまい。

別館の前に立つ「紅葉山人像」。

部屋から我々を撮影する妻。

ぬりや全景。

家族連れで賑わう南ヶ丘牧場。

2014年8月17日日曜日

那須塩原に遊ぶ②


宿は塩原温泉郷、畑下温泉のホテルぬりや。
この宿は、20年ほど前、高山T君と泊まったことがある。
このインパクトのある名前は、会津塗からきていると、その時知った。
宿泊客二名に、朝晩、お櫃いっぱいの御飯をくれたのが印象に残っている。
場所は箒川が、ほぼ直角に曲がって流れる辺り。部屋は5階の渓流側。眼下には吊り橋が懸る。
いい眺めだ。
名前はホテルだが、部屋は純和風。仲居さんの接客も感じがよく、のんびりと落ち着く。
早速、息子二人を連れて、温泉に入る。鉄分の多い、程の良い湯温。やさしい温泉。
長男は鉾田から来ているというおじさんと話し込んでいた。それを見た次男は「お兄ちゃんは人見知りしないねえ」と感心していた。
湯上りには、きりっと冷えた瓶ビール。たまらんねえ。
川音を聞きながら、ビールを飲む。また雨が降ってきた。雨でもよろし、晴れでもよろし。
20年前は、那須から塩原に向かう道で夕立に遭った。前のミニを買ったばかりの時で、そいつで出掛けたのだが、生憎エアコンが付いていない。窓を閉め切りで、汗だらだら。仕舞いには濡れるのも構わず窓を全開にして走ったっけ。
そうこうしているうちに夕飯の時間になる。
栃木牛のステーキ、鮎の塩焼き、刺身、茶碗蒸し、冬瓜の蟹あんかけ、鮭と蛸のマリネ等々、充実のラインナップ。子供料金の次男の膳も、鮎の塩焼きと先付が鶏の唐揚げになっているくらいで、大人とほとんど遜色がない。
まずはビール、そして燗酒。旨いねえ。
この日は、子どもたちと一緒に9時過ぎに寝てしまう。ここんとこ、こういうのが多いなあ。

下の写真は充実の夕飯。




2014年8月14日木曜日

那須塩原に遊ぶ

妻子を連れて、那須塩原に行って来た。
初日は1日中雨。
ハコモノで遊ばせようと、トリックアート館へ行く。
道の駅で割引券(2館共通)を買い、行ってみると、もはやけっこうな混み具合。
やはり皆考えることは同じなのね。
午前中いっぱい、元祖トリックアート館と迷宮館で遊ぶ。
こういう所は、次男、大好きだねえ。
昼食は大勝軒。あつもりをいただく。旨し。
午後は、やはりハコモノ。クラシックカーミュージアムへ行く。
ここは写真撮り放題。乗り込める車も何台かある。
子どもたちも大喜び。
お土産も充実してたなあ。私はミニの携帯ストラップを買いました。

写真は、クラシックカーミュージアムにて。
アニメ『マッハGOGO』のマッハ号が展示されていた。

マッハ号。上から。カッコいいよねえ。

館内はアメリカンテイスト満点。マリリン・モンローとエルビス・プレスリー。いいねえ。

館内全景。宝の山ですな。


2014年8月10日日曜日

タイ料理で宴会

ちょっと大きな仕事が終わり、一区切りついたので、職場のスタッフと打ち上げをやった。
職場近くのタイ料理のお店。ご夫婦らしきお二人で切り盛りしている。
料理が後から後から出て来る。
えびせん。生春巻。イカ・エビの春雨サラダ。エビの揚げたの、ガーリック風味。骨付きチキン。トムヤムクン。タイ風焼きそば。チャーハン。かぼちゃのデザート。いやあ食べた食べた。
私は匂いの強い野菜は苦手だが、パクチーは意外と大丈夫だった。
酒はシンハービール。途中、炭酸入りの甘いスパイというのも飲んだが、ずっとビールを飲んでいた。おかげで満腹感がハンパない。
余った料理はお土産にしてくれた。美味しいし、お店の人の感じがいい。また利用しよう。
二次会は、いつものバーで、ボウモア、カンパリソーダ、カナディアンクラブ。
旨い酒が飲めました。

写真は、タイ料理屋のチャーハン。バースデーケーキみたい。思わずロウソクを立てたくなった。

2014年8月4日月曜日

昭和の土産物

うちの母屋には、昭和の土産物がわんさとある。
面白いので、写真に撮ってみた。

まずは天橋立。股のぞき。

反対から見ると、こんな感じ。

お次は犬吠埼の灯台。

日光の眠り猫。多分私が買って来た。

水戸黄門様御一行。格さんがどっかいっちゃった。

最後に羽田空港で買った、DC8。カッコいい。






2014年8月3日日曜日

カープがキテる

広島から義妹が里帰り。
いっぱいお土産をくれた。
それにしても、いやあ、カープ、キテますなあ。