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2015年5月10日日曜日

牛久大仏


GW中、1日ぐらいは妻子を連れて外出しなきゃなと思い、牛久大仏へ行く。
私は平成元年当時、牛久の職場に勤めており、この大仏が建造される様をリアルタイムで見ていた。足元からみるみる積み上がり、やがて出来上がった途方もない巨大な姿に、「とんでもないもの作っちゃったなあ」と思ったものだ。(何たって、掌に奈良の大仏が載るサイズ。夜、間近でみたら赤ん坊が泣くという威容だ。)
牛久市内は言うに及ばず、筑波山頂やあそう温泉白帆の湯辺りからも、そのお姿を望むことができる。今や牛久のシンボルと言っていい。
10年ぐらい前、長男を連れて行ったことがあるのだが、覚えていないと言う。では、連休前にテレ東の『アド街ック天国』で牛久特集をやったこともあり(牛久の農家のお母ちゃんは「GWっつったって混まねえべ」と言っていたし)、連れてってやろうではないの、という話になったのである。
着いたのは10時頃。その時点で駐車場は、ほぼ満車状態であった。入場口には、大仏内部へ上るエレベーターが1時間待ちの表示がある。
それでも中に入れば、敷地は広大であり、身動きとれないという訳ではない。GW中ということもあり、特設ステージでは猿の曲芸やものまねショーといったイベントをやっている。出店も多く、裏手には小動物園もあり、なかなかに楽しめる。
それでも2時間もいれば十分だ。妻の実家にも顔を出すので、昼頃には出た。
車で牛久市街方面へ向かうと、大仏へ向かう反対車線で大渋滞が起きていた。まるで映画『フィールド・オブ・ドリームス』のラストシーン、主人公がトウモロコシ畑をつぶして作った、シューレス・ジョー・ジャクソンが現れるという野球場に向かって車が長蛇の列をなしているのを、再現しているようであった。
まさにGW恐るべし、「アド街」恐るべし、である。

売店に貼られていた「なめんなよ、いばらき県」ポスターのニューバージョン。
このGWは、テレビのニュース番組で「茨城に異変が」と特集が組まれるほどの人出だったという。
県挙げてのPRが功を奏したか。

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