朝、御飯、味噌汁、ハンバーグ、磯じまん。
『虎に翼』を観て、妻は仕事に行く。
お盆の準備。
S君が迎えに来て、1月に亡くなったK君の墓参りに行く。
昼はそうめんを茹でて食べる。茗荷の薬味が旨い。
夕方、息子たちを連れて、ご先祖様をお迎えに行く。
父と新盆見舞いに行く。途中、車のタイヤがパンク。JAFを呼び、レッカーで家まで運んでもらう。結局、帰宅は19時半頃になった。
吉村昭、『関東大震災』読了。大正4年の大正天皇即位式から東京近郊で群発地震が起き、やがては大地震が来るのではないか、という不安が人々を襲う。その8年後、大正12年9月1日に、関東大震災が起きる。
その甚大な被害、悪夢のような朝鮮人虐殺、大杉栄虐殺事件・・・、吉村の筆はそれだけにとどまらない。残された大量の死体、糞尿、塵芥の後始末まで丹念に追って行く。圧倒的なリアリズムだ。
私の祖母は、当時浅草にいた。祖母は川の方ではなく上野の山を目指し、そのために九死に一生を得た。手桶の水が半分になるほどの揺れだったと、よく祖母は言っていた。
南海トラフ巨大地震注意が発せられている今、読んでおくべき本のひとつだと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿