朝、パン、牛乳、ハムエッグ。
午前中は、子どもたちと庭で遊ぶ。
昼は、ざるそば、おにぎり。
午後、次男の友だちが遊びに来る。
妻と交代でちょっとばかり外出。
妻は買い物。
私は特別あてもなく出かける。時間もあまりないし、久し振りに霞ヶ浦を見に行く。
車で堤防沿いを走る。
棒杭に鳥が止まっていたので、車を止め、水際に下り、暫しぼんやり眺める。
霞ヶ浦を見たいと思う時は、少しばかり心が弱っている時だ。
曇り空で、湖面も鉛色。しきりに魚が跳ねる。
一羽のアオサギが、ずっと棒杭に止まっている。
霞ヶ浦を見る度、私はいつも人の世の小ささを思う。
狭い空間内でのヒエラルキー。強要される自己犠牲。異物の排除。真意の探り合い。「人間なんてみんな馬鹿さ」と佐野元春は歌う。ほんとその通りだ。
アオサギは泰然として動かない。
えらいねえ。見習いたいもんだ。
夕食は焼き肉でビール、酒。連休も終わり。
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2014年9月14日日曜日
石岡のおまつりに行く
昨日、妻子を連れて、石岡のおまつりに行く。
駅前から八間道路、中町通りをぶらぶら歩く。
中町通りは結構な人で賑わっていた。いつもの石岡じゃない。この3日間は、まさに特別な3日間なのだ。
長男は「妖怪ウォッチ」のくじ、次男はエアガンのくじがお気に入り。どこかの祭りに連れて行くたびにやっている。
屋台で焼きそばとたこ焼き、大判焼きを買う。
1時間半ほど歩き、雲行きが怪しくなってきたので、早めに帰る。
コンビニでそれぞれ好きなものを買い足し、夕食のおかずにする。私はサバの水煮の缶詰と焼き鳥を買った。
家で、それらをつまみにビール、酒。
少しだけど、今年もまたお祭りの気分を味わえました。
以下は、お祭りの写真。
今年はあまり写真が撮れなかったなあ。
駅前から八間道路、中町通りをぶらぶら歩く。
中町通りは結構な人で賑わっていた。いつもの石岡じゃない。この3日間は、まさに特別な3日間なのだ。
長男は「妖怪ウォッチ」のくじ、次男はエアガンのくじがお気に入り。どこかの祭りに連れて行くたびにやっている。
屋台で焼きそばとたこ焼き、大判焼きを買う。
1時間半ほど歩き、雲行きが怪しくなってきたので、早めに帰る。
コンビニでそれぞれ好きなものを買い足し、夕食のおかずにする。私はサバの水煮の缶詰と焼き鳥を買った。
家で、それらをつまみにビール、酒。
少しだけど、今年もまたお祭りの気分を味わえました。
以下は、お祭りの写真。
山車の競演。
巨大なおかめが舞う。
石岡特有の幌獅子が練り歩く。
こちらは会所にご挨拶。
中町通りは結構な賑わいでした。
2014年9月12日金曜日
風柳の根多帳⑦
前回の続き。
本番までにはもう一回、客前で演る機会があった。老人ホームの慰問だ。
慰問とはいっても、目的は発表会の練習。部員ではない、一般の人の前で演ってみることに価値がある。
うちの落研では、成城学園前、駒場東大前、下高井戸の3か所に、それぞれなじみの老人ホームがあった。(「白寿荘」という名前には記憶があるな。多分、これは成城学園前から行った所だと思う。大福さん、メモとってない?)
この時は、仲トリの八海君は就職活動で欠席。4年の真打では、私だけの参加となった。
当然、私は最後に高座に上がったが、この場で『芝浜』という人情がかった大ネタを演るのに気が引けたんだね。『牛ほめ』とか『豆屋』だったら、お年寄りも喜んでくれるだろうに、練習に付き合わされるのは申し訳ないという気が先に立ったような気がする。
「学生の身で、このような噺を演るのは、申し訳ないのですが」というマクラをふって、噺を始めた。やはり出来はよくなかった。
終演後、楽屋で反省会をするのだが、慰問の時は、真打でも参加した全ての者に批評してもらう。
1年後輩のトップ真打、夢三亭小たつ君が、「伝助さんらしくなかったです。」と言ってくれた。「伝助さんは、『おれの噺を聴け』って感じで演んなきゃ駄目です。」
この言葉はありがたかったな。あれで腹がくくれた。自分が演りたい噺を、思い切って演るべきだ。変な遠慮をして、出来の悪い噺を聴かされる方が、よっぽど迷惑なんだよな。
小たつ君はもう一つ指摘してくれた。「伝助さんには、話している途中で舌を鳴らす癖があります。気を付けた方がいいと思います。」
これに関しては、あまりピンとこなかったが、ちゃんと意識しておけばよかった。後で本番の録音を聴くと、確かに、ぴたんぴたんと舌を鳴らす音が聞こえる。演っている時は違和感はなかったが、録音になると、やはり耳障りだった。
人の言うことは、きちんと聞いた方がいい。
本番までにはもう一回、客前で演る機会があった。老人ホームの慰問だ。
慰問とはいっても、目的は発表会の練習。部員ではない、一般の人の前で演ってみることに価値がある。
うちの落研では、成城学園前、駒場東大前、下高井戸の3か所に、それぞれなじみの老人ホームがあった。(「白寿荘」という名前には記憶があるな。多分、これは成城学園前から行った所だと思う。大福さん、メモとってない?)
この時は、仲トリの八海君は就職活動で欠席。4年の真打では、私だけの参加となった。
当然、私は最後に高座に上がったが、この場で『芝浜』という人情がかった大ネタを演るのに気が引けたんだね。『牛ほめ』とか『豆屋』だったら、お年寄りも喜んでくれるだろうに、練習に付き合わされるのは申し訳ないという気が先に立ったような気がする。
「学生の身で、このような噺を演るのは、申し訳ないのですが」というマクラをふって、噺を始めた。やはり出来はよくなかった。
終演後、楽屋で反省会をするのだが、慰問の時は、真打でも参加した全ての者に批評してもらう。
1年後輩のトップ真打、夢三亭小たつ君が、「伝助さんらしくなかったです。」と言ってくれた。「伝助さんは、『おれの噺を聴け』って感じで演んなきゃ駄目です。」
この言葉はありがたかったな。あれで腹がくくれた。自分が演りたい噺を、思い切って演るべきだ。変な遠慮をして、出来の悪い噺を聴かされる方が、よっぽど迷惑なんだよな。
小たつ君はもう一つ指摘してくれた。「伝助さんには、話している途中で舌を鳴らす癖があります。気を付けた方がいいと思います。」
これに関しては、あまりピンとこなかったが、ちゃんと意識しておけばよかった。後で本番の録音を聴くと、確かに、ぴたんぴたんと舌を鳴らす音が聞こえる。演っている時は違和感はなかったが、録音になると、やはり耳障りだった。
人の言うことは、きちんと聞いた方がいい。
2014年9月10日水曜日
風柳の根多帳⑥
夏合宿から帰ると、いよいよ最後のS大寄席に向けて、『芝浜』に取り組むことにした。
S大寄席は、当時、うちの落研では最も重きを置いた対外発表会であり、ここで、私はトリをとることが決まっていた。ネタも早くから『芝浜』を考えていた。
かつてS大寄席では、二代目松竹亭金瓶梅さんが『芝浜』でトリをとっている。
あの名人金瓶梅さんと同じネタを演るのは大それたことだという気持ちもあったが、それでも、どうしても『芝浜』を演りたいという思いは強かった。ここで演っておかなければ後悔する、そう思った。
用意したテープは、三代目桂三木助、古今亭志ん朝、立川談志、柳家小三治の4本。
それぞれの演出を聴くうちに、どれか1本に絞るより、自分なりに構成してみたいと思うようになった。
全体の構成は三木助。登場人物の気分としては小三治。志ん朝のは、おかみさんが勝五郎に財布を拾ったのが夢だと思い込ませる場面を取り入れた。談志については、どうせ口調は談志になってしまうだろうし、気が入ったら3年目の大晦日の場面が特にそうなるだろうな、と思っていた。
結局、4人のいいとこ取りみたいな演出になったが、自分なりに噺を作ろうという意思が出てきたのは確かだった。
稽古を始めてみると、この噺、意外と演りやすい。何といっても、登場人物は夫婦二人だけだ。人物描写に悩むことはほとんどなかった。ストーリーもよくできているし、感情移入もしやすい。夫婦の愛という普遍的なテーマだから、それぞれの思い入れで、独自性も出せる。
みんなが演りたがるのが分かるような気がした。
サゲまで35分ぐらいで仕上がる。聞き手を最後まで引っ張るには、時間的にはこのぐらいまでだろう。
ネタ下ろしは、落研部内の発表会。
マクラでは、早く結婚して子どもが欲しいなあ、なんてことを軽く喋って、すぐに本題に入った。
噺の中に入り込みながらも、部員の反応を見る。こちらの気が入るにつれて、聞き手も乗り出してくるのが分かった。手応えはある。どうにか何とかなりそうだ。
S大寄席は、当時、うちの落研では最も重きを置いた対外発表会であり、ここで、私はトリをとることが決まっていた。ネタも早くから『芝浜』を考えていた。
かつてS大寄席では、二代目松竹亭金瓶梅さんが『芝浜』でトリをとっている。
あの名人金瓶梅さんと同じネタを演るのは大それたことだという気持ちもあったが、それでも、どうしても『芝浜』を演りたいという思いは強かった。ここで演っておかなければ後悔する、そう思った。
用意したテープは、三代目桂三木助、古今亭志ん朝、立川談志、柳家小三治の4本。
それぞれの演出を聴くうちに、どれか1本に絞るより、自分なりに構成してみたいと思うようになった。
全体の構成は三木助。登場人物の気分としては小三治。志ん朝のは、おかみさんが勝五郎に財布を拾ったのが夢だと思い込ませる場面を取り入れた。談志については、どうせ口調は談志になってしまうだろうし、気が入ったら3年目の大晦日の場面が特にそうなるだろうな、と思っていた。
結局、4人のいいとこ取りみたいな演出になったが、自分なりに噺を作ろうという意思が出てきたのは確かだった。
稽古を始めてみると、この噺、意外と演りやすい。何といっても、登場人物は夫婦二人だけだ。人物描写に悩むことはほとんどなかった。ストーリーもよくできているし、感情移入もしやすい。夫婦の愛という普遍的なテーマだから、それぞれの思い入れで、独自性も出せる。
みんなが演りたがるのが分かるような気がした。
サゲまで35分ぐらいで仕上がる。聞き手を最後まで引っ張るには、時間的にはこのぐらいまでだろう。
ネタ下ろしは、落研部内の発表会。
マクラでは、早く結婚して子どもが欲しいなあ、なんてことを軽く喋って、すぐに本題に入った。
噺の中に入り込みながらも、部員の反応を見る。こちらの気が入るにつれて、聞き手も乗り出してくるのが分かった。手応えはある。どうにか何とかなりそうだ。
2014年9月8日月曜日
お月見
今日は中秋の名月。とはいっても、曇り空。雲の上に行けば、煌々と光る満月が拝めるだろう。
ま、「花は盛りに、月はくまなきをのみ見るものかは」と、兼好法師も言っているし、雲の向こうのお月様を、心で感じることにいたしましょう。
というわけで、晩御飯は、お月見メニュー。
妻が作った、栗おこわ、けんちん汁。父が買って来た焼き鳥。それに加えて、頂き物の、さんまとまぐろの刺身ときちゃあ、一杯飲まずにはいられませんなあ。
涼しいので、ビールはなし。菊正宗を常温の冷やで飲む。脂ののった肉厚のさんまと、まぐろの中トロ。たまんないねえ。栗おこわ、けんちん汁も、酒のつまみにいいのよ、これが。
満足満足の晩餐でありました。
ま、「花は盛りに、月はくまなきをのみ見るものかは」と、兼好法師も言っているし、雲の向こうのお月様を、心で感じることにいたしましょう。
というわけで、晩御飯は、お月見メニュー。
妻が作った、栗おこわ、けんちん汁。父が買って来た焼き鳥。それに加えて、頂き物の、さんまとまぐろの刺身ときちゃあ、一杯飲まずにはいられませんなあ。
涼しいので、ビールはなし。菊正宗を常温の冷やで飲む。脂ののった肉厚のさんまと、まぐろの中トロ。たまんないねえ。栗おこわ、けんちん汁も、酒のつまみにいいのよ、これが。
満足満足の晩餐でありました。
2014年9月5日金曜日
2014年9月1日月曜日
神田明神
東京へ行った晩は、神田明神の近くに宿を取った。
神田明神には平将門の霊が祀られている。
『平家物語』で逆賊の代表の一人として、「承平の将門」と名前を挙げられている。ではあるが、郷土茨城では何となく英雄視されている。私が高校生の頃やっていた「大河ドラマ」、『風と雲と虹と』で、将門は心温かい人物に描かれていた。そのような人柄が、土地の記憶として受け継がれてきたのかもしれない。(地元には、「将門煎餅」とか「将門蕎麦」なんてのもありますよ。)
将門は、身内の争いから伯父の国香を討ち、あれよあれよという間に関東一円に勢力を広げた。果ては「新皇」と称し、中央政府と敵対するに至る。しかし、追討軍に敗れ、将門も討死。首は都に晒された。晒された首は、3日後、故郷を求めて空を飛ぶ。中央政府の威信にかけ、その首は矢で射落とされた。その首が落ちた所、現在の東京大手町に首塚が残る。そして、その祟りを鎮めるために、将門は神田明神に祀られたという。(ちなみに首が落ちた場所は諸説あり、そのひとつ、岐阜の大垣市には御首神社がある。)
夕暮れの神田明神にお参り。ホテルで一息ついて、晩飯を食べに出かける。
明神の坂を下り、鰻の名店「神田川」の向かいにある、もつ焼き屋に入る。いつものように、カシラ、シロ、ネギ間で生ビール。そして鶏ハラミ。ここで一ノ蔵。2本目は菊正宗。谷中生姜をつまみに飲んだ。なかなか落ち着ける店だったよ。隣の店にはメイドさんが立っていたけど。(秋葉原にも近いのだ。)
コンビニに寄って、カップラーメンと缶水割り、翌朝の朝食を買ってホテルに帰る。歩いたせいか、ぐっすり眠れました。
神田明神には平将門の霊が祀られている。
『平家物語』で逆賊の代表の一人として、「承平の将門」と名前を挙げられている。ではあるが、郷土茨城では何となく英雄視されている。私が高校生の頃やっていた「大河ドラマ」、『風と雲と虹と』で、将門は心温かい人物に描かれていた。そのような人柄が、土地の記憶として受け継がれてきたのかもしれない。(地元には、「将門煎餅」とか「将門蕎麦」なんてのもありますよ。)
将門は、身内の争いから伯父の国香を討ち、あれよあれよという間に関東一円に勢力を広げた。果ては「新皇」と称し、中央政府と敵対するに至る。しかし、追討軍に敗れ、将門も討死。首は都に晒された。晒された首は、3日後、故郷を求めて空を飛ぶ。中央政府の威信にかけ、その首は矢で射落とされた。その首が落ちた所、現在の東京大手町に首塚が残る。そして、その祟りを鎮めるために、将門は神田明神に祀られたという。(ちなみに首が落ちた場所は諸説あり、そのひとつ、岐阜の大垣市には御首神社がある。)
夕暮れの神田明神にお参り。ホテルで一息ついて、晩飯を食べに出かける。
明神の坂を下り、鰻の名店「神田川」の向かいにある、もつ焼き屋に入る。いつものように、カシラ、シロ、ネギ間で生ビール。そして鶏ハラミ。ここで一ノ蔵。2本目は菊正宗。谷中生姜をつまみに飲んだ。なかなか落ち着ける店だったよ。隣の店にはメイドさんが立っていたけど。(秋葉原にも近いのだ。)
コンビニに寄って、カップラーメンと缶水割り、翌朝の朝食を買ってホテルに帰る。歩いたせいか、ぐっすり眠れました。
ホテルの前の坂道。
鰻の名店「神田川」。桂文楽が贔屓の店でした。
秋葉原付近。
朝の神田明神。
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