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2009年2月24日火曜日

土浦の雛祭り

この前の週末、昔の職場の仲間との飲み会で土浦に泊まる。
せっかくなので二日にわたり土浦の街をうろつく。
街は「雛祭り」の真っ最中。方々の商家で、蔵に眠っていた雛人形を持ち出し店先に展示している。真壁で当たってから、石岡、土浦と歴史のある街が軒並み始めた。
いつもはそれほどでもない中城通りが、リュックを背負った中高年で結構な賑わい。土浦は交通の便がよく、人も集まりやすいのだろう。
ざっと見物して、亀城公園へ向かう。途中、古本屋で「縮図」(徳田秋声)、「東京の下層社会」(紀田順一郎)を買う。2冊で200円。安い。公園は土屋氏の居城跡。以前、建物は楼門しか残ってなかったが、平成になって東西2つの櫓を再建した。ここはいつも落ち着いた雰囲気で、私は好きだな。
隣にある市立博物館に入る。今日は一人なので、じっくりと見て歩く。歴史のある街だけに見応えがありますな。
それから大手通りから再び中城通りへ。折からの強風で歩きづらく少々疲れた。いつもの「蔵」に入るもほとんど満席。やっとひとつ空いた。最近お気に入り、ホットアップルタルトとコーヒー。先程買った本を読む。
充分休んで、櫻川沿いに出、ぶらぶら歩く。
ゑびすやに投宿。大満足の大宴会。みんないいおじさんになったなあ。でも話し出すと変わんないんだよなあ。
翌朝は9時にチェックアウト。匂橋を渡る。白き鳥の嘴と脚と赤き鴫の大きさなるが盛んに飛び交う。
亀城通りに出ると、今日もリュックを背負った中高年(私もそうだ)がいっぱい。
真鍋の宿まで歩く。所々で子供が路上に出て遊んでいる。街の子だねえ。こっちの方までは観光客は来ない。1時間ほど歩き、またぶらぶらと土浦に戻る。商工会のテントでお汁粉を配っていたのでご馳走になる。熱くて旨い。白玉を久し振りに食べた。
駅前のイトーヨーカドーで「昔の土浦の写真展」を見る。私は古い写真を見るのが好き。いいねえ。宝の山だ。昭和40年代の写真がなかったのが残念。次回に期待したい。
昼食は「小櫻」。10分並ぶ。またもや小櫻麺。えびまこに惹かれた。今度は別のに挑戦してみよう。
お土産に高月堂の利休ロールを買って電車で帰る。普段は甘いものを食べない下の息子が、この利休ロールはばくばく食べた。お勧めですよお。

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