先週の半ばから風邪を引いている。
初めは喉をやられ、今週になって咳が酷くなった。
土曜日には声が出なくなった。熱もなく体は動くし、頭もはっきりしているのだが、声が出ない。立川談志はさぞ辛かったろう。
医者に2回行って、薬も飲んで、やっと快方に向かってきた。
夜は酒も飲めないので、ずっと本を読んでいる。
ここんとこは、吉行淳之介。
代表作『砂の上の植物群』『暗室』を読み、晩年の短編集『目玉』に取り掛かっている。
それにしても、子どもがゲームやったり、妻が雑誌読んだりしている隣で吉行を読むというのも、なかなかスリリングでいいな。
ここで写真をひとつ。笠間稲荷付近のお饅頭屋さん。雨の中、立ち上る蒸気が暖かそうだ。
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