落研のOB会があって、東京に行って来た。
昼のうち、少し足を延ばして川崎へ行く。
西口から、住んでいた辺りをぶらつく。
南河原銀座入り口の所にあるとんかつ屋で昼食。前からあるよな。もしかしたら、友川かずきの『死にぞこないの唄』に出てくる、三上寛と友川が入ったとんかつ屋がここかもしれない。
サービスランチはあったけど、やはり基本のロースカツ定食。休みなのでビールを頼む。これも基本の瓶ビール。昼日中、とんかつをつまみながらビールを飲む。たまんないっす。
尻手の駅までぶらぶら歩き、それから八丁畷へと向かう。ビールを飲むと、小便が近くなる。散歩にはちょっと不便だな。
30年前とは随分変わった。あの頃はまだ東芝の工場があったんだよな。
八丁畷から浜川崎線に乗る。学生の頃は、旧式の茶色の電車だった。誰かが「ゴキブリ電車」と呼んでいたっけ。電車が工場地帯の方からとことこやって来ると、私は決まって泉谷明の『やがて電車が傾きかけてやって来る』という詩を思い出した。
尻手で南武線に乗り換え。登戸へ。向ヶ丘遊園まで歩く。向ヶ丘遊園は、北口の駅舎がかわいい。
川崎、向ヶ丘遊園と昔の生活圏を歩いて当時の気分を味わってから、いよいよOB会に臨む。集まったメンツは私たちの代が一番上で、そこから下の出る入るの代まで。
およそ30年振りに会う顔もけっこういた。
お互い皺が増えて髪が減ったなあ。仕事場や家庭ではそれなりに貫録がついたんだろうが、こうやって集まると瞬時に昔に帰るのが楽しい。
八海君、五里ん君にいい機会を作ってもらった。ありがとう。
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