近江八幡を出る時、私は高山T君に「琵琶湖が見たい」と言った。
「滋賀県に入ってから、まだ一度も琵琶湖を見ていない。滋賀県に来たからには琵琶湖を見ておきたいじゃないか」
「それもそうだな」高山T君は言った。「もともと湖岸を通って彦根に行くつもりだった。せっかくだから、好事家が立ち寄るスポットへ行こう」
さすが高山T君、予習済みだ。カーナビにそのスポットを登録し、車をスタートさせた。
よくあるクイズに「琵琶湖が滋賀県の総面積に占める割合は?」という問題がある。三択にしよう。A:2分の1、B:3分の1、C:6分の1、さあどれ?
正解はCの6分の1。他県民からすれば、大部分を琵琶湖が占めているような印象があるが、意外にそうでもない。滋賀県のどこからでも琵琶湖が見えるというわけではないのだ。
高山T君が連れて行ってくれた所がここだ。
ただ、この日は強風が吹きすさぶ。立っているのも大変なぐらいだった。
それでも何枚か写真を撮る。ちょうど日没の時刻。もし30分遅れていたら、暗くて写真も撮れなかっただろう。さすがは日本一の湖だ。広いなあ。
竹生島か。 |
近江八幡の方。島は沖島と思われる。 |
対岸は比叡の山々。 |
彦根方面 |
彦根方面に虹らしきものを発見。
湖岸線を北上、彦根に向かう。先ほどの虹が、みるみる大きくなる。
17時、彦根ステーションホテルに無事チェックイン。しばし休憩をとって、飲みに出る。店は高山T君が予約しておいてくれた。途中、道に迷って30分遅れで入店。滋賀の地酒に酔い、旨いものをたらふく食った。詳しくは「飲んだり食ったり」でお知らせします。
追記 高山T君からLINEが来た。竹生島ではなく多景島、対岸の山は比良の山だとのこと。比良の山の南端が比叡山なのだという。T君、ありがとう。
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