「ここもなかなかシブいぞ」と高山T君は言った。
10分ちょっとで現地に到着。車を止めて歩き始める。
まずはこの建物に心を奪われる。滋賀中央信用金庫銀座支店。 |
そして、高山T君の案内で花しょうぶ通り商店街に入る。2016年に伝統的建造物保存地区に指定された。「どんつき」や「くいちがい」など城下町特有の町割が残る。古い街並みでは、ここがいちばん重厚な印象を与えた。
一旦戻り、登り町グリーン通り商店街に突入。江戸時代、幟を担当する武士たちが住んだことからこの名が残る。こちらは洒落た看板建築が目立つ。彦根商店街連盟のHPによると、「マリア・テレジア・イエローで統一された欧風調の建物」が立ち並ぶ「エキゾチックでエコロジカルなEタウン」とのことである。
一本脇道に入って戻りつつ、銀座商店街へ。
振り出しの銀座町交差点に戻り、今度は右折してリバーサイド橋本通りを攻める。
下を流れるのは芹川。 |
この通りの脇が盛り場になっているようだ。 |
銀座町交差点を中心によく歩いたなあ。彦根の街は奥が深い。
楽しかった旅も終わりに近づいた。
「そろそろ米原に向かおう」と高山T君は言った。「もうひとつ、寄り道をしていいか?」
「新幹線は自由券だし、時間はまだある。よろしく頼む」
そうして、我々は彦根を後にして米原方面に向かった。
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