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2009年10月12日月曜日

翌朝のご飯

晩飯の残りを翌朝食う、というのは、しみじみと旨い。
カレー、シチュー、ハヤシなんかは言うまでもないな。むしろ翌日の方が味がしみて旨い。
カレーは3日はいける。初日はそのまま、2日目は納豆、3日目は生卵をトッピングする。納豆はCOCO一番でもメニューの中にある。妻に教えてもらったが、なかなかいけます。生卵はテレビの「ケンミンSHOW」で大阪の人の定番だと言うことを知った。やってみると、これが味がまろやかになっていいのよ。さすが大阪の人は味にうるさいだけあって、旨い食べ方を知っているなあ。
すき焼きはあのくたくたになった葱が旨い。ごはんに載っけて卵を落とし、わしわしいく。
天ぷらは煮て天丼に。とろとろになったコロモが飯によく合うんだな。
コロッケは冷たくなったのを味噌汁に入れる。脂がしみ出し、ジャガイモが溶ける。蕎麦屋の裏メニュー「天抜き」に通じる旨さだ。こっちの方が気取りがなくていい。この食い方は祖母に教えてもらった。肉屋のコロッケがいちばんいいと思う。
鰻はねえ、うちの方は白焼きを煮て食べるの。その残ったつゆを翌朝あったかいご飯にかけて食うのがたまらない。こんな貧乏くさい食べ方は我が家だけかと思っていたら、『深夜食堂④』の巻頭が、鰻のタレかけ飯の話だった。『深夜食堂』の方は老舗の鰻屋のタレだから、そりゃあ旨いに違いない。しかも限定とくりゃあ、私だって食いに行きますよ。この辺のリアリティーが、このマンガの凄いところだと思います。

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