妻の退院その後。
手術で味覚神経をいじられて、味覚障害が起きている。舌の右半分の感覚がまるでないという。味覚は完全に失われたわけではないが、何を食べても本来の味がしないらしい。
聴力は以前よりも後退しているとのこと。加えて、耳の不快感が残っている。
そりゃあ、あれだけ脳に近いところをほじくったのだから、すっきり快復というわけにはいかないのは分かる。でも、本人としては、あれだけきつい思いをして、以前より確実によくない状態になっているのだから、釈然としないよなあ。
端で見ててもつらそうで気の毒だ。まあ決定的に悪くなるのを防ぐ手術だったのだ。その意味では仕方のないことなんだよな。
でも、本人はつらいよね。私はそのつらさに寄り添うことしかできない。それがもどかしい。
色々なことが思い通りにはならない、ま、それが人生だ。粘り強く、ちょっとずつ、状況をこっち側に持ってくるよ。
写真は、石岡のすがや化粧品店。石岡には昭和初期の看板建築がけっこう残っている。その中でも、代表的なものの一つ。美しい。
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