温泉に入っていると、中年の男の人が「お仕事ですか?」と声を掛けてきた。
私は、よく旅先で、仕事で来ているものとよく間違えられる。
小諸では、短パン、サンダル履きなのに、宿の人に「ビジネスですか?」と尋ねられた。
まあいい。
温泉で一緒になった人は、北海道から仕事で来たとのことだった。
翌日は遠野へ向かう。
山道の国道を辿っていくと、茅葺屋根の民家が点在する集落に出る。
柳田国男の『遠野物語』で知られる、遠野だ。
河童や妖怪、山男、山女が、フツーに何気なく、当たり前に登場してきそうな感じ。
ぶらぶら歩いていると、頭上から「おもしろいぞー」という声が聞こえてきそうな気がした。
台温泉。落ち着いた、いい温泉場だった。
遠野へ行く途中だったかな。当たり前のように水車小屋があった。
遠野。観光客が歩いているのが見える。
多分、これも遠野へ行く途中だったと思う。
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