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2014年7月10日木曜日

1987年の岩手

30前の頃、一人旅が好きだった。
一人で、ぶらっと車に乗って、遠くへ行く。
日常と地続きでありながら、非日常へとずれていく感覚が面白かった。
当時の相棒は、シビックシャトル・リアルタイム4WD。サンダーバード2号みたいなデザインで、好きだったなあ。パワーはなかったが、雪道にも滅法強かった。

1987年秋、まとまった休みが取れた私は、東北道をひたすら北上し、岩手に向かった。
テーマは「賢治に会いに行く」。
宮澤賢治の花巻へ、とにかく私は向かったのだ。
花巻ICを下りて、まずは宮澤賢治文学館を見学。
その後、羅須地人協会があった場所へ向かう。
ここには、高村光太郎の筆による「雨ニモ負ケズ」の詩碑がある。

その時の写真を以下に載せる。
詩碑そのものは撮っていなかったんだね。
私は、当時、こんなものに心を惹かれたのだ。

賢治詩碑前のバス停留所。

停留所のT字路の所にあった建物。よく見ると、看板に賢治の詩句が書いてある。

この道の奥、正面の茂みの中に詩碑はある。

訪れた時は、田圃は黄金色に色づいていました。

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