大洗磯前(いそざき)神社、拝殿。
祭神は大己貴命(おおなむちのみこと:別名大国主命)と少彦名命(すくなひこなのみこと)。856年(斉衡3年)、この二柱の神が、大洗の海岸に降臨したのが、この神社の始まりという。その場所には現在鳥居が立ち、神磯の鳥居と呼ばれている。
翌朝撮った。朝日に映えて神々しい。
手前には謂れを刻んだ石碑が立つ。
永禄年間(16世紀半ば)に戦乱のため荒廃したが、元禄年間、水戸徳川家2代藩主光圀公が造営を始め、3代藩主綱條公の時代に現在の拝殿・本殿・随神門が完成した。これらは江戸時代初期の建築様式を今に伝え、県の指定文化財となっている。
随神門。
本殿。茅葺だ。
太平洋が眼下に広がる絶景の地にあり、正月には多くの人が初詣に訪れる。
どーんと太平洋が広がる。
大洗の観光スポットの中核をなすところでもある。
となると、やはり「ガルパン」ですか。
境内には、太平洋戦争時、トラック島で沈んだ巡洋艦那珂の忠魂碑があった。
長い石段を下りると、寒禊をするのであろう神池が、ひっそりとある。
お参りするのは約30年振り。大洗にはけっこう来るけど、いつもは下の道を素通りしてしまう。たまには歩いてみるもんだね。
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