2016年11月の「博多天神落語まつり」に出演した落語家に実施したアンケートを基に、名作落語ランキング52編を厳選し、六代目三遊亭円楽が解説を加えた。
アンケートは「お客様にぜひ聞いてほしい落語」「自分が一番好きな落語」など、上限を設けず、最低10席挙げてほしいという内容で募ったという。答えた落語家は、最年長、林家木久扇から、若手は桂宮治まで、東西、会派を問わず、老若30名。バラエティーに富んだ回答が寄せられている。
ランキング、円楽の解説、アンケートの回答、隅から隅まで堪能できる。選ばれた演目を見ると、その落語、演者との出会いに、プロといえども、いかに影響されているかが分かる。五街道雲助が語る、師匠十代目金原亭馬生の『らくだ』。人形町末廣の夜トリで、前に出た六代目三遊亭圓生、五代目柳家小さんの熱演にあおられた迫力の高座、というエピソードなんかぞくぞくする。
また、円楽の解説がいい。知的だしバランスがいい。『道具屋』の項でこんなことを書いている。
「演者の手を離れて一人歩きする与太郎が出来るようになったら、どんなカタチであれ、凄い噺家だと思います。馬鹿のままで演っている演者は、与太郎の哲学が無いですから、芸が無いか落語を知らない演者です。与太郎は、世間を超越していますよ。」
大学の頃、当時楽太郎と言っていた円楽の『道具屋』を聴いて、瞠目したことを思い出したよ。知的な与太郎という地平を切り開いたのは、この人だったのだ。「ドシーン、ぶつかって右」が懐かしい。
ただ、演目ごとに「噺家三十人衆の推薦演者」が載っているのだけれど、三遊亭圓生と立川談志がやたら多い。何でだろう、と思って巻末のアンケートを見てみると、立川志の輔が「圓生百席」と「談志百席」の演目をどさっと挙げているんだな。そりゃ、そうなるよ。でも、それってどうかと思う。
また、アンケートが反映されているのか、首をかしげたくなるものもある。『素人鰻』の項では、推薦演者が、「春風亭小朝、三遊亭圓生、立川談志」としてあった。アンケートを見ても小朝の名前は見当たらず、圓生、談志は、志の輔が「百席」で挙げているだけ。八代目桂文楽は、当代桂文治と古今亭文菊の2名が挙げているのに選ばれていない。これはおかしい。黒門町ファンとして、断固抗議する。
その他にも校正で甘い所が散見されるのは、面白い本なだけに惜しい。こういう本はそれぞれの思い入れがあるから、点が辛くなるのは仕様がないと思うけど、志は良しとしよう。
何より円楽の、落語に対する真っ当な姿勢を知ることができてよかった。もっと評価されていい人だと思う。私としてはこの人を、地方のホールより寄席の高座で観たいなあ。
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2017年9月27日水曜日
2017年9月24日日曜日
お彼岸
彼岸の中日は昨日だったが、色々用事があったので、今日お墓参りに行く。
いい天気。妻子とともにご先祖様に線香をあげ手を合わせる。
それから、妻の実家へと向かう。
昨年の暮れ、義父が亡くなり、牛久大仏にお墓を買った。
実家で義母と義妹、姪を乗せて大仏へ行く。
大仏様の足元にたくさんのお墓がひしめく。
こちらは町場のお墓らしく、様々な言葉が墓石に刻んである。
それぞれ謂れを聞いてみたいような気がした。
お昼は皆でココス。私はハンバーグとカキフライのセット。ココスのハンバーグ、ジャポネギソースを食べるのは久し振り。相変わらず旨かった。
妻の実家に帰る。子どもたちは公園へ遊びに行く。その間、私は昼寝。
おやつに、途中で買って来た、志ち乃のどら焼きを食べる。これも旨し。
4時ごろ帰る。夕方ビール。夕食はイカリングフライ、ポテトフライ、なす焼で酒。
次男と立川談志の『権兵衛狸』を聴く。
秋晴れの1日。いいお彼岸でした。
いい天気。妻子とともにご先祖様に線香をあげ手を合わせる。
うちのお墓は初代のおばあさんがやっていた裁縫所の教え子が建ててくれた。
石碑に寄付をくれた人の名前が刻んである。数えてみたら109人いた。
観音堂の壁もきれいになった。
彼岸花が咲く。
それから、妻の実家へと向かう。
昨年の暮れ、義父が亡くなり、牛久大仏にお墓を買った。
実家で義母と義妹、姪を乗せて大仏へ行く。
大仏様の足元にたくさんのお墓がひしめく。
こちらは町場のお墓らしく、様々な言葉が墓石に刻んである。
それぞれ謂れを聞いてみたいような気がした。
お昼は皆でココス。私はハンバーグとカキフライのセット。ココスのハンバーグ、ジャポネギソースを食べるのは久し振り。相変わらず旨かった。
妻の実家に帰る。子どもたちは公園へ遊びに行く。その間、私は昼寝。
おやつに、途中で買って来た、志ち乃のどら焼きを食べる。これも旨し。
4時ごろ帰る。夕方ビール。夕食はイカリングフライ、ポテトフライ、なす焼で酒。
次男と立川談志の『権兵衛狸』を聴く。
秋晴れの1日。いいお彼岸でした。
2017年9月23日土曜日
霞ケ浦の帆曳船
今日、行方市の旧玉造町の辺りを車で走っていたら、霞ケ浦に帆曳船が出ていた。
多分観光用だとは思うけど、昔はあれでワカサギ漁をやっていた。
坂本清著『回想の霞ケ浦』(1985年崙書房刊)によると、帆曳船による漁は、明治18年8月、出島村(現かすみがうら市)の折本良平がシラウオ漁として始めたものを、同22年9月、同村の柳沢徳太郎がワカサギ漁にも適するように改良したのだという。最盛期には北浦と合わせて500隻に達した。私の母の実家は霞ケ浦の目の前にあったが、私が小学校に上がる頃、その座敷からは、湖面いっぱいに浮かぶ帆曳船がよく見えた。
堤防に出て、ばーしばし写真を撮っちゃったよ。
では、霞ケ浦に浮かぶ帆曳船。2隻出ておりました。
2017年9月22日金曜日
石岡のおまつり 小景
石岡のおまつりが終われば、お彼岸。めっきり秋らしくなりましたなあ。
もう少し、お祭り風景を載せてみます。
浴衣に白足袋、絽の羽織を着てカンカン帽をかぶる。
これもお祭りスタイル。粋なもんですなあ。
仲之内の獅子も格式は高い。
天狗様。
一本歯の下駄を履いている。人の肩につかまって待機中。
中町通りの賑わい。
八間道路の看板建築。
さりげなくこんな建物があるのが石岡の実力である。
八間道路の酒屋さん。
中町通りから総社宮へ行く道。
中町通りのツルハドラッグの駐車場では、猿回しをやっていました。
お祭り仕様。
2017年9月16日土曜日
石岡のおまつり、彼岸花
朝、パン、牛乳、ハンバーグ。
近所を散歩。
いつの間にか彼岸花が満開。
義妹と姪が遊びに来る。
昼食は皆でジョイフル。私はガバオライスを食べる。
そのまま石岡へ行き、「石岡のおまつり」を見る。
八間道路から総社宮、中町通りを歩く。
姪はくじやら射的やらで遊び倒す。次男は好物のポテトフライに、タピオカミルクティーを買ってご満悦。長男は偶然友達と会って別行動をとった。
3時間ほどで帰る。今年は涼しく快適なお祭り見物となった。
駅前では山車がお出迎え。
八間道路と中町通りの丁字路では山車の競演。
総社宮へ。
富田町のささらの先導で、幌獅子が総社宮からスタート。
トップを飾るのは土橋町。
お次は仲ノ内。
年番の青木町。
天狗がいる。
お神輿が続く。
夕食は、鯖の塩焼き、肉野菜炒めで酒。風呂に入ってアイリッシュウィスキーを飲む。
2017年9月15日金曜日
夏の終わりの鹿島神宮
8月の終わり、鹿嶋で飲み会があった翌日、鹿島神宮をお参りしてきました。
さすが全国でも有数のパワースポット。見も心も清らかになる感じがします。
大鳥居から。
楼門。
拝殿。
皆さん、きちんとお参りされております。
拝殿側面。
本殿。
おみくじ売り場の茨城県PRポスター。
仮殿。
神域の森。
さざれ石。
奥宮に日が射して神々しい雰囲気が。
奥宮の前にある茶店。
さすが全国でも有数のパワースポット。見も心も清らかになる感じがします。
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