朝、御飯、味噌汁、ポテト、納豆。
田圃に出る。代掻きの仕上げ。早い話が田圃のトンボかけ。午前中歩き回る。
本当は今日代掻き、明日仕上げだったのだが、父が昨日代掻きをやってしまったのである。
よく晴れて暑くなる。田圃に出るのは気持ちいい。
昼はじゃじゃ麵。長めの昼休み。
午後は肥料をふる。またもや田圃の中を歩き回る。
15時過ぎ、終る。帰って山口瞳『血族』にとりかかる。
地区の会議。20時頃帰る。
夕食は刺身、鶏の唐揚げでビール、酒。寝しなにジョニーウォーカー赤ラベル。
早くも筋肉痛になったよ。
朝、パン、チキンナゲット、スクランブルエッグ、紅茶・
クルマドの風景を撮りながら美浦へ。
13時開演。私はトリで『あくび指南』。おなじみのお客様。よく笑ってくださる。16時35分終演。片づけをして17時解散。
帰りもまたクルマドの風景を撮りながら行く。
17時過ぎ帰宅。妻と夕方ビール。
夕食は、チーズダッカルビ、酢豚、冷しゃぶサラダでビール、燗酒。食後に妻とパイナップルワイン。
寝しなにジョニーウォーカー赤ラベル。
一日曇り空。明日は田圃に出るか。
朝、御飯、味噌汁、ウィンナーソーセージ、スクランブルエッグ、納豆。
妻と朝イチで国営ひたち海浜公園に行く。昨年の秋、コキアを見に行ったのだが、その頃から妻が「今度はネモフィラが見たい」と言っていたのだ。
天気予報は雨だったが、田圃仕事の都合で来週は無理。ということで、今日行くことになった。ネモフィラが満開になって初の日曜だから混雑が予想される。ここは地の利を活かし、早めに行こうと決める。
8時半到着。いつもは9時半開場らしいが、既に入園OKだ。南駐車場から入る。
天気は悪くない。時折、青空がのぞく。まずはみはらしの丘に向かう。近づくにつれて、どんどん人が増える。1970年11月25日、三島由紀夫は陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地に立てこもり、割腹自殺を遂げた。
この事件は社会に大きな衝撃を与えた。
フォークソングにも三島を題材にした作品がある。そのうちの2作について語ってみたい。
まずは、遠藤賢司の「カレーライス」。1971年、遠藤の2枚目のアルバム、『満足できるかな』に収録された。
「ぼく」がテレビを見ていると、「誰かがお腹を切っちゃった」というニュースが流れる。しかし、「ぼく」が大きく心を動かされることはない。「うーん、痛いだろうにね」というささやかな疑問が呈されるだけである。「ぼく」にとっては、大義のために死ぬよりも、「きみ」が作るカレーライスを「猫」と待つことの方が大事なのだ。三島の死は、テレビの向こう側のことにしか過ぎないし、「痛いだろうに、何でお腹なんか切っちゃうんだろう」という程度にしか「ぼく」には響かない。
それを遠藤は呟くように歌う。「ぼく」と「きみ」と「猫」とのささやかな日常が大事、という「小さな物語」は、聴く者の共感を誘い、「カレーライス」は遠藤賢司の代表作となった。
もうひとつは、岡林信康の「まるで男のように」。1973年発表の『金色のライオン』というアルバムに収録されている。タイトル通り、ボブ・ディランの「女の如く」のアンサーソングであろう。
ここで岡林は、自らの女性性を押し隠し、男としての強さを強調する「あなた」の姿を戯画的に描く。それはたぶん、性的マイノリティである三島の心性のメタファーなのだろう。ただし、平野啓一郎の分析では、三島は異性愛を志向しながら同性にしか性的に身体が反応しないということに苦悩していたから、心根としては男性であった。(または、三島が幼少期病弱で祖母に溺愛され、女の子の中で女言葉で育てられたことを踏まえたものかもしれない)
「血の海に横たわりたいんでしょう 血の海じゃないと気がすまないのね/男らしい場所で 男らしい理由で ヨボヨボになってしまわないうちに」
これは、まさに三島の最期の場面だろう。そして岡林はこう続けるのだ。
「あなたもほんとうにたいへんね なんだか莫迦らしい気もするけれど」
岡林は遠藤のように突き放してはいない。むしろ三島に同情的である。確かに三島由紀夫は痛々しい。しかし、同情的ではあるが、岡林は決して三島に同化しようとはしない。注意深く、三島を拒んでいる。
三島は戦後の日本を、個人主義でばらばらになってしまったと、激しく嫌った。そして、ついには、憲法九条を破棄し、絶対者(天皇)のために身命を捧げる覚悟を持て、と主張するに至った。それを、我が身をもって実践したのが、市ヶ谷駐屯地での決起であり自決であった。
もちろん、それは広く支持を受けたわけではない。死の直前の自衛隊員に向けたアジテーションは不発に終わった。二人のフォークシンガーも三島の嫌った戦後日本の個人主義の側に立っている。
おそらく、皆、大日本帝国にはこりごりだったのだ(三島のいう絶対者、天皇は明治憲法下のそれとは別ものだったが、そんな区別は余人にはできないようもない)。戦前回帰など真っ平だったのだ。三島の個人的な信条に巻き込まれるのは大迷惑だったのだ。
思えば、むしろ健全だったのだろう。それほどまでに先の大戦が残した傷が深かったとも言える。
そして、戦後80年近くなり、昨今では戦前回帰と思われる言説をよく目にするようになった。彼らは三島のように戦後的価値観を否定し、日本国憲法第九条を破棄せよ、と言う。しかし、彼らは一旦事が起こったら自らの身命を捧げるとは言わない。「憲法第九条で戦争が防げるのなら、九条信者が最前線で念を送れ」などと言う。笑っちゃうよな。
三島は、ともかく自分の言葉通り自らの命を懸けて見せた。彼らに三島を利用する資格はない。
付記。岡林信康は近作『復活の朝』収録曲の中で、「お坊ちゃま気分は青年将校/ふんどしひとつで寒中水泳/お風邪を召して大騒ぎ」(「お坊ちゃまブルース」)と歌っている。岡林にとって、三島は依然として気になる存在であり、三島的なものは拒まなければならないものなのだろう。私もまた、そんな岡林に共感している。
朝、御飯、味噌汁、ウィンナーソーセージ入りスクランブルエッグ、島らっきょう。
地区の会議。
帰って早お昼を食べる。稲荷寿司、鶏の唐揚げ、海老コロッケ、餃子。
土浦イオンに買い物に行く。無印良品でノート2冊、ボールペンの替え芯、本屋で五味文彦『『枕草子』の歴史学』を買う。
15時頃帰る。おやつに紅茶、カールのチーズ味。カールは沖縄で買って来た。もう関東では売っていない。久し振りに食べた。旨かった。
妻と夕方ビール。久し振りにハートランドビールを飲む。旨し。
夕食は石焼ビビンバで酒。食後にカティーサーク。
今日はよく晴れて暑くなった。早くも初夏の陽気。柿の若葉もだいぶ出てきたね。
朝、御飯、味噌汁、チキンナゲット、納豆。
午前中、仕事に行く。通勤途中、枝垂桜がきれいな所があり、車を止めて写真を撮る。
香林のチャーハン、700円。しっとり系かな。旨し。
てっぺんに海老が載る。豪華だね。 |
おやつに紅茶とカステラ。
発泡酒1本持って、下の畑の桜を見に行く。
夕食は豚しゃぶで燗酒。食後に赤ワイン。寝しなにカティーサーク。
平野啓一郎『三島由紀夫論』をずーっと読んでいる。やっと半分ぐらいまできた。面白い。三島の思想に共感はできないが、彼を痛々しいなとは思う。
昨日の日記。
朝、サバ・オニオン・トースト、紅茶。
雨、寒い。妻は仕事に行く。
長男と図書館に行く。平野啓一郎『三島由紀夫論』があったので、借りて来る。小さな図書館だが、こういう本を置いているのがえらい。
昼はうどんどん兵衛。
ずっと『三島由紀夫論』を読む。三島は『仮面の告白』も『金閣寺』も読んだが、正直言って苦手だった。むしろ彼の書く通俗小説の方が面白かった。自分には、あの装飾的な文体がダメだったんだろうな。評論で、その文体を剥ぎ取って構造を示してくれると、内容がすんなり入ってくる。
妻と夕方ビール。妻が当てた、プレミアムモルツ・ジャパニーズエール。旨し。
夕食は、長男の大学院の入学祝で、手巻き寿司にする。燗酒。これも旨し。
食後に赤ワイン。寝しなにカティーサーク。
今日の日記。
朝、御飯、味噌汁、目玉焼き、ウィンナーソーセージ、納豆。
千葉県の神崎町の楽々亭。車を走らせて30分ぐらいで、タイヤの警告灯が点く。途中、ガソリンスタンドに寄って空気圧を測るが、特に変化はない。ひやひやしながら神崎町へ。
神崎ふれあいセンターの桜は満開。 |
昼食は、道の駅こうざきで買ったおにぎり。
13時30分開演、15時30分終演。私はトリで『小言念仏』。
この席では「みほ落語会」でかけた噺をかけることが多いが、やはりウケどころが違う。噺は生きているんだな。勉強になる。毎日、寄席に出るというのはどういうものなんだろう。やってみたいなあ。
帰りにタイヤ屋に寄ったら、異状なし、とのこと。よかった。
17時過ぎ帰宅。妻と夕方ビール。
夕食は父が買って来た、とんかつ、エビチリでビール、燗酒。食後にカティーサーク。
暖かい一日。一気に桜が開いた。
いよいよ最終日。朝食はバイキング。海が見える外の席で食べる。
ラフテーカレー、牛皿温玉、煮込みハンバーグ、唐揚げ、タコス風卵焼き。
8時、チェックアウト。長男を送って那覇に向かう。早めに出たのだが、途中、渋滞にはまり、ちょうどいい時間ぐらいになった。
その後は次男のリクエストで第一牧志公設市場へ。
やっぱり市場は楽しいなあ。ラフテー、島らっきょうを買う。
市場付近の雰囲気もいいんだよなあ。
そろそろレンタカーの営業所の方に向かおうか。那覇市を過ぎて豊見城市に入った辺りで雨が降り始めた。
営業所の前を通る。ほぼ1時間ぐらいの時間がある。もう1つどこかへ寄ろうと、すぐ近くのかりゆし水族館に入る。これがなかなかよかった。
ナマケモノもいた。はげしく動いておったよ。 |
12時30分、レンタカーを返却。13時過ぎ空港へ。フードコートで昼飯を食べる。ブリト―。タコライスをトルティーヤで巻いた感じ。これはこれで旨い。
帰りの飛行機はポケモンジェットだった。
けっこう揺れた。着陸時は分厚い雲の中を下りて行く。気圧の差がひどいせいか、耳が痛い。下は何も見えない。それでも着陸できるんだなあ。
茨城は土砂降り。風も強い。靴に雨がしみた。
猫を受け取って、夕食を買って帰る。
アジフライ、サラダ、そら豆の天ぷらでビール、酒。旅のシメの一杯は旨い。