「久し振りに飲みたいねえ」と酒合丈くんと言っていたら、八海くんから「わしもまぜてくれ」と反応が来て、「じゃ八海が東京へ出てくることがあったら、皆で集まろうや」という話になっていたのである。
八海くんが指定してきた日は、私にはけっこう優先順位の高い仕事が入っていたのだが、何とかやりくりした。(たぶん八海くんも気を使ってくれて、場所を上野にしてくれたのだろう)
上野駅で八海くんと合流して、会場の居酒屋に向かう。上野駅浅草口を出てすぐの所だ。
店に入ると酒合丈くんが先に来ていた。落研当時と同じく酒合丈くんが会計係になって会費を集める。
集まったのは、うちの代からは、酒合丈くん、八海くん、弥っ太くん、夕姫さん、楓さん、私の6人。1つ下は大福くん、風公くん、牛丼くん、のん平くん、露漫(ろまん)さん、2次会からは松時(シュータイム)くんが参加した。2つ下は五里んくん、小鉄くんの2人。さらにその2つ下の代からも、吾助くん、小夏さんの2名の参加があった。
さすが八海くんが招集をかけると結構な人数が集まるな。
楓さんは卒業以来会ってなかった。楓さん自身、上京するのも卒業以来とのこと。
それでも、飲んで話し始めれば、あっという間に時間があの頃に戻っちゃうんだけどね。
皆、お互い「変わんないね」と言い合っていたけど、ほんとは皆、あの頃のままじゃないことはよく分かっている。それぞれに色々あって、人生の苦みやら嫌というほど味わい、どうにかここまでやって来たんだ。それでもここで瞬時にあの頃とおんなじ気持ちで話し合える、そこが素晴らしいんだよ。
昔話に花は咲くが、皆覚えてることのポイントが、ちょっとずつ違ってて面白かったな。
終電までたっぷり飲んで喋って笑って、楽しい夜でした。
落研の部室があった、通称「らせん階段」。
すべてはここから始まったのだ。
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