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2024年6月28日金曜日

栃木県の火の見櫓

国道123号線沿いにあった火の見櫓。

宇都宮に入る前、市貝町か芳賀町で見つけた。

民家の塀にまたがって立っている。

同乗していた妻と、火の見櫓が先か、塀が先か、で論争になる。妻は「火の見櫓が先」を主張。塀が低めということもあり、「火の見櫓が先」で話がまとまる。


屋根の装飾が素晴らしい。

「何で火の見櫓なんか撮るの?」と妻が訊く。「いずれなくなっちゃうからさ」と答えると、「そういうとこ、子どもたちにもあるよね」と指摘された。

 

2024年6月24日月曜日

宇都宮に餃子を食べに行く

土曜出勤のため、今日は代休。月曜日は妻も仕事が入っていない。これはお出かけしよう、というので、宇都宮へ餃子を食べに行く。

うちから宇都宮へは、まずは笠間に出て峠を越えて行くルートがいちばん近い。

途中、笠間の道の駅でトイレ休憩をとる。ついでに二人でソフトクリームを食べる。妻は栗のミックス、私は季節のソフト(メロン)を選ぶ。一挙にお出かけ感が増す。


一昨日梅雨に入った。例年より二週間遅い。昨日までの雨から一転、晴れて暑くなる。予報では猛暑日。茨城県に熱中症警戒アラートが発令される。

笠間バイパスを快調に飛ばし、仏の山峠を越えて栃木県へ。茂木、益子辺りの風景はちっとも変わらないなあ。

宇都宮に入る手前で火の見櫓発見。すかさず、カメラに収める。


11時30分頃、宇都宮市の餃子専門店正嗣に到着。


店内はカウンターのみ。メニューは焼き餃子と水餃子の二つ。「ライスもビールもありません」と断り書きがしてある。

焼き餃子と水餃子を二人前ずつ頼み、妻と食べる。餡に味が付いていてそのままでも食べられるが、ちっともしつこくない。いくらでも食べられる。旨し。


せっかくだから駅の方にも行ってみよう。


東口の駐車場に車を止め、駅前の真新しいショッピングモールに行ってみた。

駅には最新式の路面電車が止まっていた。


13時頃、宇都宮を出る。帰りも一般道をたらたらと行く。

途中、閉店したレストランを見つけて写真を撮る。見るからに昭和のテイスト。


看板がいいんだよねえ。

15時頃、帰宅。

妻と『光る君へ』の録画を観る。その後は『虎に翼』を1週間分観た。そうか、お母さん亡くなったのか。もう滂沱の涙。

夕食は白身魚のフライ、肉じゃがでビール、酒。デザートはメロン。茨城オリジナルの「イバラキング」。旨し。食後にカティーサーク。


庭の桔梗が咲き始めた。


アジサイは今が盛り。


いい休みだった。外気温は35℃だったけど、車内は冷房が効いて快適。やっぱりドライブはいいなあ。

2024年6月18日火曜日

近況報告

長男のパソコンが故障して修理に出している。

その間、私のパソコンを貸しているので、なかなかブログが更新できない。

まあ、息子は勉強のためで、私は遊びで使っているのだから、しょうがないわな。


この前の日曜は、父の誕生祝い兼父の日で、妹一家と合同で宴会をした。カスミでオードブルと刺身を買い、妹と妻で父の好物の天ぷらを揚げた。プレゼントには見事に酒が並ぶ。私たちが買った「御慶事」と甥が買って来た「久保田」を飲む。旨し。妻手製のチーズケーキでシメる。

子どもたちからは仕事用のポロシャツをもらった。ありがとう。



とりあえず近況報告。豆ちゃんの写真でお茶を濁す。

2024年6月13日木曜日

霞ケ浦の風に吹かれて

この前の土日、二日続けて霞ケ浦の堤防に行って湖面を眺めてきた。

職場の前線で頑張っていた頃には、心が弱った時にそうしたものだった。

毎日遠くから眺めているし、最近はすっかりご無沙汰だったのだが、長男がコロナだったこともあり、ふと「霞ケ浦を見に行こうかな」と思い立ったのである。

やっぱり水際に座るのはいい。風に吹かれ、水音を聞く。湖面ではひっきりなしにボラが跳ねている。自分がこの世界の一部であることが実感できる。

土曜日は、湖畔公園近くの堤防に座った。

対岸は行方市玉造。この辺りはその昔、大規模干拓事業の計画があってすったもんだした所だ。干拓事業は、戦後の食糧難から米余りへと状況が変化したのと、反対派の激しい抵抗もあって中止となった。

下手したら、ここは田圃になっていたのかもしれないんだな。事業が中止になってくれて、本当によかったな、と思う。



同級生が体を壊して引きこもりになっている。友だちと見舞いに行こうと言っていたのだが、それを固辞されたという。友だちとLINEでやり取りをしながら、湖面を眺める。「会えば何とかなるのではないか」と「弱っている姿を無理に見ることはないのではないか」との間で気持ちが揺れる。「彼と会って話がしたい」というのは、我々のエゴなんだろうか。


日曜日は筑波山が見える所にした。

何と言っても私の地元から見る筑波山がいちばん美しい。しかもそれを霞ケ浦越しに見ることができるのだ。


ごろりと横になる。少しだけうとうとする。莫迦みたいに身も心も霞ケ浦にあずける。

この日もボラがひっきりなしに跳ねる。ボラが跳ねるのは、体の寄生虫を落とすためだ、いやただ単に遊んでいるんだなどと、諸説ある。私としては遊んでる説が好きだな。


二日間、たっぷり霞ケ浦の風に吹かれた。こういう時間が必要だったのだ。

2024年6月9日日曜日

晴れの土曜日、曇りの日曜

昨日の日記。

朝、御飯、味噌汁、ウィンナーソーセージ入りスクランブルエッグ、ちりめんじゃこ。

長男がコロナにかかり、隔離部屋へ。どうやら大学のラボでクラスターが発生したようだ。妻も調子が悪かったのだが、陰性の診断が下る。妻は半年前にコロナになったので免疫があるらしい。

私は朝イチで、3カ月に一度の血圧の診察にO医院へ行く。血圧は好調。3カ月分の薬を出してもらう。ついでに猫の蚤取りの薬、レンタルCDの返却と、用足しをする。

『虎に翼』の再放送を観る。この日はドジャース戦があった影響か、いつもより放送開始が早く、金曜日分しか観ることができなかった。それでも憲法第十二条から第十四条までの朗読は圧巻だったな。「この憲法が保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」「すべての国民は個人として尊重される」「すべての国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」・・・これを「いじましい憲法」などと言ったのは誰だ?(知ってるけど)

自民党の改正草案では「個人として尊重される」を「人として尊重される」に書き換えようとしている。彼らは国民を「個人」として認めたくないのだ。強権的な国家を作るために憲法が足かせになっている。だからこそ、彼らは憲法改正に躍起になっている。

ケーズデンキへ行ってカメラを修理に出す。ついでにヨークベニマルで安くなっていたカティーサークを買って来る。

昼は岩手から送っていただいた乾麺の蕎麦を次男が茹でてざる蕎麦にする。旨し。

午後、霞ケ浦の湖岸公園に行って、ぼーっと湖面を眺めてくる。

同級生が体を壊し引きこもりになっているという。友だちとLINEのやり取りをしながら、色々と思いを巡らす。

風が強い


花火大会のために剪定された桜並木。こじんまりしちゃって、まあかわいそうに。

帰って夕方ビール。

夕食は、スープ餃子、モツ炒め、卵豆腐で酒。風呂に入ってカティーサーク。


今日の日記。

朝、パン、スープ、チキンナゲット。パンにはりんごジャムとごまジャムをつける。

長男の熱が下がる。コーヒーを淹れてやる。

曇り空。猫がおとなしい。


昼は妻が作った、ツナと大根おろしの和風パスタ。醤油をかけてレモン果汁をたらして食す。旨し。

午後は霞ケ浦を見に行く。今日は筑波山が見えるところでぼんやりする。

古いデジカメで撮影

こちらはスマホ

船溜まりに野良猫がいた。落ちていた魚の死骸を見つけ、くわえて行った。


帰って安倍公房『壁』を読む。奥付に「昭和52年18刷」とある。高校生の時に買ったものだ。「赤い繭」「洪水」「魔法のチョーク」「事業」「バベルの塔の狸」を続けて読んだ。「バベルの塔の狸」には、村上春樹が使う、「壁抜け」や「影をなくした男」が登場する。面白かった。

新しい眼鏡

お休みのお楽しみ、夕方ビール。

夕食は鶏の香草焼、刺身こんにゃく、炊き込みご飯、味噌汁で酒。白ワインを少し。

食後にカティーサーク。


最近、野党系の女性議員に対する攻撃が目に余る。それを保守系マスコミやネット言説が後押しする。『虎に翼』は、そういう問題を今日的なものとして可視化し言語化してくれる。しかも、きちんと娯楽性を担保して。私たちはすごいものを見ているのだ。


2024年6月8日土曜日

新橋散歩

先日、小文治さんの会が内幸町ホールであった。 

せっかくだから、ちょっと早めに行って、新橋界隈をぶらぶらする。

前回は日比谷公園に行ったが、今回は反対方向、浜離宮に向かう。



ガード下をくぐる。


シブいねえ。

日比谷神社

汐留の駅前を歩いている頃、突如、オリンパスペンの調子が悪くなる。後で聞いてみたら、レンズに異物が入ったらしい。どうやら構造的な問題だという。一応修理に出したが、修理代によってはこのレンズはもう使えないなあ。

ここからはスマホで撮った写真。




浜離宮の前まで来たが、時間の関係で新橋駅方面に向かう。

この辺りで雨が降り出す。雷鳴がとどろき、激しい雨となる。


駅前の日高屋で夕食。レバニラ炒め定食を食べる。この機会に新橋で飲むのは諦めた。

まだ時間があったので、ドトールでコーヒーを飲む。ブレンド300円。ドトールは安いので助かる。

18時過ぎ、内幸町ホールへ。会が終わったのが21時30分頃。新橋発21時44分の電車に乗れた。土浦まで直通。上野東京ラインの恩恵にあずかった。おかげ様で日付が変わる前に就寝することができました。

2024年6月7日金曜日

桂小文治十八番創りの会

先日、「桂小文治十八番創りの会」に行って来た。小文治さんは私の落研の先輩である。ちょうど土曜出勤の代休がもらえたので、いそいそと新橋へ向かう。

18時30分、開場。開口一番で桂しゅう治が上がる。ネタは『権助魚』。はっきりと明るい口調。

お次は桂小右治、『牛褒め』。とんとんとリズムテンポでもっていくわけではない。とぼけた感じが持ち味。十代目文治の型の『牛褒め』、懐かしいなあ。私が覚えた『牛褒め』だ。しかも亭治時代の小文治さんのテープで覚えたのだった。

ここで、小文治さん登場。『死神』をたっぷり。後半では照明を落とし、三味線のはめものが入る。演出はもちろんだが、何と言ってもその話芸が素晴らしい。きっちりした型が見事。人物の造形、仕草、ひとつひとつが行き届いている。

中入り後は小すみさんの三味線漫談。玉川スミの思い出話、プッチーニの『蝶々夫人』に、『越後獅子』などの邦楽のメロディーが入ってくる経緯を熱く語る。この人は本当に邦楽が好きなんだなあ。シメに『奴さん』を賑やかに踊る。

トリは小文治さんで『船徳』。きれいな高座だなあ。丁寧な人物描写。しっかりとした台詞回しに、表情での演じ分け、仕草の美しさはもう今さら言うまでもあるまい。小文治さんの芸は明快だ。三代目金馬に通じる。ただ金馬の豪放さはない。しかし繊細で緻密だ。六十代後半を迎え、円熟の境に入りつつある。まさに今が聴き時である。

小文治一門には我らがボス、梅八さんの娘、浪曲師の国本はる乃が加入した。層が厚くなったな。「十八番創りの会」でも、はる乃さんの浪曲が聴けることを楽しみにしていようと思う。

では、一門の繁栄と、小文治さんの益々のご活躍を祈って、今日もウィスキーで乾杯、といこうかね。

2024年6月2日日曜日

6月になった

朝、パン、スープ、ウィンナーソーセージ、スクランブルエッグ。いただきもののソントンのジャム、リンゴとゴマをつけて食べる。

買い物に行く。やっと妻の誕生日のプレゼントを買う。この前作った眼鏡を取りに行く。

昼はイーアスつくばのフードコートで、リンガーハットの長崎ちゃんぽんを食べる。久し振り、旨し。

帰って、長男と図書館に行く。加藤典洋『太宰と井伏』を借りる。

ついでにアピオスに回り、鹿島鉄道の展示を見る。2007年3月31日をもって廃線となったローカル私鉄である。資料には従業員の給与の推移を示すグラフもあり、廃線間際には大分下がっていたことも分かった。切ない気持ちになった。

以下に在りし日の鹿島鉄道の写真を載せる。

石岡駅構内

常陸小川駅改札

石岡駅

四箇村駅

15時頃、帰ってお茶にする。妻と、義母からいただいた千疋屋のフルーツポンチを食べる。これが絶品であった。


妻と夕方ビール。NHKでサリンジャーの『キャッチャー・イン・ザ・ライ』のドキュメンタリー番組をやっていて思わず見入ってしまう。サリンジャーは従軍経験者だ。どの著作にも、直接は描かれていないが、戦争の影が色濃く落ちている。番組でも、そこに強くスポットを当てていた。個人的には野崎孝の訳が好き。

夕食は、餃子、麻婆豆腐、蕗の煮物、パスタサラダ、豆腐ようで酒。アイリッシュウィスキー。


午後から夜まで雨になる。方々で大雨になったらしい。夕方には雷が鳴る。そろそろ梅雨かねえ。


雨の日、豆は比較的おとなしい