魯山人の焼きものは、鑑賞用ではなくあくまで実際に使うものとして作られた。しかも、造形のほとんどは職人に任せ、魯山人は絵付けや仕上げを主にした。それでも、それらはまさに魯山人そのものとしての個性を放つ。
魯山人自身は狷介で厄介な人柄だったというが、作品は親しみやすい。いい意味の俗気があり、愛嬌がある。実際にこの器で飲み食いしたら、さぞ旨いだろうなあと思わせるものが多い。
ケースの中の焼きものを見てそう思うのだから、食い物と合わせたらたまんないだろうな。でも、本物だと腐っちゃうよなあ。ここは河童橋の食品サンプルとのコラボレーションなんてのはどうでしょうか?
撮影フリーだったのでばーしばし撮ってきた。眼福ですなあ。
7月7日、七夕の日に前山の百合が開花する。
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