旅の昼飯。
まずは燕市のソウルフード、背脂ラーメン。燕市は金属洋食器産業が盛んな所。夜遅くまで働く職人さんのために「のびにくい麺、冷めにくい濃厚なスープの背脂ラーメン」が考案されたという。
地元の人気店、大むら食堂。背脂ラーメン元祖の杭州飯店と人気を二分する店である。
なるほど、開店前、既に行列ができている。私たちも並び、30分程待って、二階に案内された。
待望の背脂醬油ラーメンと御対面。850円ぐらいだったかな。
行列に慣れているのか、客さばきがうまい。インカムなんか使っている。注文もタブレットだし、待つストレスがそれほどない。
もともとは地元密着の町中華なんだな。定食や丼物も充実していた。カツ丼なんか旨そうだったよ。できれば、夜に飲みに来たいものだ。
二日目は、長岡市のソウルフード、洋風カツ丼。
昭和の御代、「小松パーラー」(1931年創業、2006年閉店)の店主が考案したメニュー。ケチャップベースにとろみをつけた「ファミリーソース」がかかっている。
私たちが行ったのは、「レストラン・ナカタ」。1975年創業。洋風カツ丼の始祖、「小松パーラー」の流れをくむ店だ。
入店時には早くも満席。15分程で座れたが、後から行列ができていた。
もちろん、洋風カツ丼をオーダー。ケチャップベースソースとデミグラスソースのハーフ&ハーフ、値段は1000円ちょっと。
ケチャップベースソースは、小松パーラーでいうファミリーソース。酸味があって、どちらかと言えば、こちらの方が好みかな。
この店はカレーも看板メニューらしい。激辛「50倍」を完食すると写真を撮って飾ってくれる。昔、向ケ丘遊園にあった「インドール」の「100倍カレー」を思い出した。
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