朝、トースト、牛乳、目玉焼き、ウィンナーソーセージ。
妻は仕事。
午前中、『大鏡』を読む。昨日、『和泉式部日記』を読んで面白かったので、こっちにも手を出してみた。
『和泉式部日記』は、日記というより歌物語という感じ。死んだ恋人の弟との恋愛物語。恋の駆け引きとか、相手の正室とのぐちゃぐちゃとか、当時としてもスキャンダラスな話だったんだろうなあ。
同じ巻にあった『紫式部日記』の中の和泉式部評を見てみると「歌はすらすら出てくるんだけど、歌に対する理論や知識は持っていないわね」みたいなことを言っている。和泉式部っていわゆる天才肌の人なんだね。まあ紫式部の毒舌っぷりもすごいけど。
『大鏡』は、菅原道真と藤原時平とのバトルのくだりまで読む。こっちも面白い。
甲子園の交流試合、中京大中京対智辯学園戦をテレビで見る。両エースの見事な投げ合い。いいもの見させてもらった。
結末は延長10回、タイブレークの末、中京大中京のサヨナラ勝ち。無死満塁でのセカンドフライ落球、インフィールドフライ・インプレーでの決着だったが、10回表を中京大中京が無得点に抑えて勝負ありだったな。中京大中京のエース、140球以上投げてなお150キロを投げるんだもの、すごいよな。
昼は次男が作った炒飯。
午後はお盆の買い物。
夕食は鶏の唐揚げ、冷奴、ハムサラダ、ソーメンチャンプルーでビール、酒。
食後に妻と赤ワイン。
寝しなにアイリッシュウィスキー。
お気に入りの置物。
2 件のコメント:
いつも読ませてもらっています。
高校時代、担任が古文担当でした。其のせいでもないでしょうが、とりわけ大鏡の授業を覚えています。花山天皇の出家の場面です。現実的な行動力に満ちた藤原家の人々は共感はできませんが魅力的ではあります。今さらながら思いますが、50年前の古文の教科書、よくできています。更科日記も蜻蛉日記も、源氏物語も、平家物語も、とっかかりは教科書でした。大学が国文科ではない割りには、これらの古典に親しむことが出来て、我ながら幸運な事だと思っています
densukeさんの写真、とても良いです。楽しみにしています。
コメントありがとうございます。
「大鏡」の「花山天皇」いいですね。「朕をば謀るなりけり」とか哀れを誘います。
私は大学で近代文学を専攻していました。専らそっちばかり読んでいたのですが、コロナ禍で時間ができて腰を据えて古典を読んでみると、これが面白い。60を前にして、遅ればせながら古文にちょっとばかりはまっております。
写真を褒めてくださり、ありがとうございます。すごくうれしいです。
今後とも御贔屓の程よろしくお願いいたします。
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