朝、御飯、味噌汁、ウィンナーソーセージ入りスクランブルエッグ、ふりかけ。
コーヒーを淹れ、飲みながら朝ドラの総集編を観る。
妻は仕事に行く。
父が「今日は涼しいので、土浦に高校野球を見に行く」と言うので、運転手を買って出る。今のうちは涼しいかもしれないが、晴れれば30℃近くまで気温は上がるだろう。元気だが89の老人である。一緒に行った方がこっちも安心できる。
というわけで、土浦市営球場へ。
第一試合に地元の高校(私の母校でもある)が出場する。父はこれが目当てだったのだ。
相手は強豪ひしめく県南地区にある某私立高校。序盤は投手戦になるが、0-1で迎えた7回裏に3点を取られる。8回にも加点されて、結局、0-5で母校は敗れた。打たれながらも何とかしのいでいたが、とうとう決壊した感じで連打を浴びた。打つ方は、ようやくのことで8回に出た初安打のみの1安打に終わる。変化球を捉え切れなかったのが痛かったな。
久々に母校の応援も見たが、私たちの頃とは随分変わった。何せ私の時代は男子校だった。それが今は、チアガールがいたりなんぞするのだ。 それでも、校歌が流れると、自然に口ずさんでしまったよ。いい機会をもらえた。
試合終了とともに球場を後にする。川風も吹いて、快適な野球観戦だった。
帰りに父のリクエストで吾妻庵木田余店に寄る。
もり蕎麦を食す。久々、旨し。
13時頃、帰る。
山百合が咲いた。このところの梅雨の戻りのせいか、心なしか百合も元気になったようだ。
裏山の百合。 |
こちらは前山。 |
前山のもずいぶん花をつけた。 |
夕方から地区の薬師様の一万灯祭。
特に祭事があるわけでもない。ただ地区の人たちが集まって飲むだけ。それでも、こういう集まりはいい。地域の昔話に花が咲く。
車の中で聞いたラジオで、こんなことを言っていた。
日本は昭和恐慌による多大な損失を、武力によって外から収奪することで補おうとした。それが、やがて満州事変を生み、日中戦争に発展した。内政の失敗はあくまで内政で解決すべきで、それを外に求めてはいけない、と。
それは今の時代にも通じてはいないだろうか。内政の失敗を外国人のせいに誘導する政党が支持されようとはしていないだろうか。
「日本人の暮らしを守る」という言葉は、確かに耳あたりがいい。しかし、今は国に余裕がないから、まずは日本人を守るのだ、という理屈がまかり通っていいのだろうか。社会の端っこを切っていけば、社会は確実にやせ細る。日本人であっても、いつまでも社会の真ん中にいられるわけではない。歳を取るにしたがって周縁に追いやられていく。その時、こぼれ落ちてしまう社会でいいのか。本当にそれでいいのだろうか。問い続けていきたい。
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