物置で見つけてきた昔の絵葉書。昭和初期のものと思われる。
朝日新聞が作ったもの。「新聞が出来るまで」を解説している。
新聞の出来るまで(1)
政治・経済・社会外報・運動・学芸・写真・各部の記者・日本満州は勿論、全世界の枢要地に配属された通信部員に配置された通信部員の間断なき活躍に依って、ピックアップされたニュース・写真等は飛行機・鳩・電信・電話・電信写真等の連絡機関を利用して編集局内の整理部に集中され適当に取捨選択される。
新聞の出来るまで(2)
原稿は文選・植字の後ゲラ刷となって校正をうけ、製版された写真等と一諸(ママ)に紙型となり鉛版に鋳込み輪転機にかけて印刷にかかるのである。
刷り上がった新聞は自動的に折畳まれ、奔流の如くキャリーを使って発送所に飛び込み忽ちのうちに各販売店に荷造りされてコンベヤーから専属トラックへ。そして配達所(市内)へ、駅(地方)へ突進するのである。
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