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2011年3月1日火曜日

潮来の宴


今年も昔の同僚と1泊の宴会をやった。
今年は潮来。阿や免(あやめ)旅館に投宿。実は他の旅館を予約していたのだが、急遽変更になった。
例によって早めに行き、辺りを散歩。シーズンオフでひっそりとしている。娘船頭のおばちゃんが盛んに客引きをしていた。
あやめ園から駅前に出て、長勝寺まで歩く。さすが文人墨客が多く訪れた観光地だ。一茶の句碑とか遊女の墓などが往時を偲ばせる。
宿に戻る。館内はギャラリーになっていて、骨董品や古い映画のポスターなんかが展示してある。特に潮来を舞台にした映画が多い。そうか、ここは本当にメジャーな観光地だったんだな。
Oさん到着。風呂に入り、ビールを飲む。風呂は5階。眼下に常陸利根川を望む。湯は天然温泉。いいねえ。
今年も参加は4人。もう一人のOさん、Iさんは遅れてやって来た。
刺身、手の平サイズの蟹の唐揚げ、白魚の卵とじなどでビール、酒。どれも旨い。蟹、白魚が秀逸。
こうやって話していると、瞬時に25年前に戻る。
翌朝、朝飯を食べて、チェックアウト。朝飯では、湯豆腐、鯉の醤油漬けが旨かった。1泊2食8400円、酒代を加えて1人1万円余。安い。
Oさん、Iさんと3人で12橋巡りの観光船に乗る。1艘でいちばん安いコースで4700円。これを3人で割る。
常陸利根川を横切り、千葉県側の12橋を巡る。娘船頭さんのおばさんの話では、舟は船頭個人の持ち物で、大体が12橋のある集落の人たちがやっているという。若い人はもう舟にはあまり乗らず、船頭のやり手がいないらしい。しかも、会社と契約しているとはいえ、舟の維持費は船頭さんの負担だという。保障もないとのこと。船頭さんの歌う、「潮来花嫁さん」、「潮来の伊太郎」を聞きながら、しみじみしてしまったな。
舟から上がって、来年の再会を約し解散。
途中、牛堀の街を散策して帰る。よーし、来年もシブい所を探すぞお。

1 件のコメント:

阿や免旅館のおやじ さんのコメント...

阿や免旅館です。お越しいただきましてありがとうございます。お出でいただきました数日後 TVの取材がありまして 3/22ごろ放映の予定でしたが震災の影響で延期となってしまいました。当館も震災で設備が破損しまだ修理中で休業中です。6月までには営業再開しますのでまたのお越しをお待ち申し上げております。