久々に太宰治の『富嶽百景』を読む。
通俗を憎む太宰が、石原美知子との結婚を機に実生活に真摯に向かい合おうとしていく心の動きを、山梨県御坂峠の天下茶屋滞在中で、富士をめぐる様々なエピソードを通して描く。初めは富士に反発していた「私」が次第に心を開いてゆく。やはり太宰は巧いなあ。
私は富士山が好き。以前は冬になると雪を頂いた富士を見に、妻子を連れて旅行に出かけたものだ。
何枚か富士山の写真がある。「富嶽数景」と洒落込みましょうか。
山中湖からの富士。 |
河口湖、朝の富士。 |
新幹線の車中から。 |
土肥。 |
こちらも土肥だと思う。これは昔の職場の旅行で行った時。 |
戸田、駿河湾越しの富士。 |
富士サファリパークから。 |
忍野八海。逆光だ。 |
沼津。車窓から。 |
旅の終わり、足柄PAから。 |
よく見えないけれど、房総千倉から。東京湾越しの富士。 |
シメは河口湖の宿から、朝日を浴びる富士。 |
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