観光路線図が好きだ。見ていて飽きない。空想の旅を楽しむことができる。
上の写真は鹿島鉄道鉾田線の玉造町駅にあった路線図である。鹿行地域と稲敷地域をほぼ網羅しており、壮観だ。
浮島がまだ島だった頃に書かれたのだろう。後から白いペンキで修正されている。浮島は1960年から1966年にかけての干拓工事で地続きになったというから、それ以前のものにちがいない。
霞ケ浦には、歩崎、桃浦、天王崎、浮島に遊泳場がある。後に霞ケ浦は水質が悪化して、全ての遊泳場が廃止された。母がよく言っていた「霞ケ浦の水で淹れたお茶は旨かった」という時代だったんだな。
それにしてもバス路線の充実ぶりはどうだ。この頃にタイムスリップして、のんびりバス旅行なんかしてみたい。土浦から牛堀や潮来へ行く船旅もいいなあ。
この地図も味があってなかなかいいけど、できれば吉田初三郎に注文してパノラマ絵図にして欲しかったなあ。
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