今日の午前中、子どもたちが、家の縁の下でミー太郎が死んでいるのを見つけた。
午後に父が埋めに行ってくれたという。
妻の話によると、眠っているようにきれいな顔をしていたそうだ。
一昨日、午後に帰ってきて、だらだらと寝て過ごし、昨日の朝元気に家を出て行った。
いくら食べても太らなかったから、どこか悪かったのかもしれない。
一昨年、住みついた野良猫だった。誰からも可愛がられたことがなかったのだろう。なかなか心を開いてくれなかった。触らせてくれるまで、ひと月かかった。
安心できるねぐらがあって、飯を思う存分食えて、撫でてくれる人がいた。野良猫に生まれたことを思えば、幸せな一生だったよな。猫アレルギーの妻も、口では色んなことを言いながら、結局お前を可愛がっていたよ。
私たちもお前がいてくれて幸せだった。子どもたちも随分泣いたみたいだ。
私は仕事から帰ってきて、初めてミー太郎の死を知ったし、その時にはもう埋めてしまっていたから、実感がわかない。食後にウィスキーを飲んでいると、出窓から、「入れて」というように、にゃーと鳴く声が聞こえるような気がしてならない。
ミー太郎よ、安らかに眠れ。うちに来てくれて、ありがとうな。
4 件のコメント:
見たことないミー太郎、今日漁港の野良をアップした後だったから、なんだか猫で心がいっぱいの一日になりました。気の利いたことが言えません。今日もウイスキーを飲みます。
コメントありがとうございます。
ミー太郎は、ちょっと変わった可愛い猫でした。
ブログにてご家族とミー太郎の距離感がなんとも・・・そそられていただけに、これからの展開が楽しめなくなってしまったのは、残念ですね。お悔やみ申し上げます。
お気遣いくださりありがとうございます。
私としては久しぶりに猫と過ごせて、とても楽しかったです。もっともっと一緒に過ごしたかったのですが・・・。
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