今朝、大学の時の友人、高山T君からメールをもらう。「宮崎美子61歳のビキニ」でネットが騒然としているので、それで1本記事を書いてくれ、とリクエストだった。
何でも宮崎美子がデビュー40周年記念のカレンダーでビキニ姿を披露しているらしい。
彼女のデビュー当時、私は大学生だった。私のアパートにはテレビがなかったが、これはよく覚えている。
ミノルタのオートフォーカス一眼レフカメラのCMだった。海岸の木陰で、ちょっとふくよかなかわいい娘が、Tシャツを脱ぎ、ジーンズを脱いで青いビキニ姿になる(ジーンズが少しきつかったみたいで手間取っていた)、それをズームレンズで撮りまくるという設定だった。
時は1980年。思えばジョン・レノンが5年間の沈黙を破り、曲作りに励んでいる頃、日本の男どもは、このCMに騒然としていたんだな。落研の1コ下の、のん平君は「宮崎美子」で寄席文字の練習をしていたっけ。
バックに流れていた曲は斉藤哲夫の「今の君はピカピカに光って」。彼が「悩み多きものよ」なんか歌ってた、シブいフォークシンガーだったということを、私は後で知った。「吉祥寺」とか「ハレルヤ」とか、よかったなあ。
私は宮崎美子のビキニ姿にも魅了されたが、一眼レフカメラのオートフォーカスにもびっくりした。あのタイプのカメラがシャッター押すだけで写真が取れちゃうというのも衝撃でしたな。
私が自分の一眼レフカメラを持つのは平成になってからだが、このCMが印象にあったのだろうね、しっかりミノルタのαシリーズを買いました。結婚してから買ったAPSのコンパクトカメラもミノルタだった。カメラ好きの親父には「お前、ミノルタ好きだな」と言われたよ。
もうフィルムのカメラもめっきり使わなくなった。今はもっぱらリコーのコンパクトデジカメを愛用している。
宮崎美子は、その後、ポーラ連続テレビ小説『元気です』で女優デビューする。主題歌は吉田拓郎。拓郎にはアルバムで『元気です』という名盤があったが、そのタイトルの楽曲はなかった。テーマ曲「元気です」は、このドラマ用に書き下ろされた。私も好きな曲で、たまにカラオケで歌っている。
最近、宮崎美子は着物のよく似合う聡明な大人の女性としてテレビで存在感を示している。私もクイズ番組や、NHKの「日本人のお名前」など、楽しんでおります。
で、その「61歳のビキニ」。私もネットで拝見しました。見事なもんですなあ。デビュー当時より締まっているんじゃないかと思ったくらいでした。(「サザエさん」のフネさんのナイスバディなビキニ姿がちょっと頭に浮かんだけど)でも、こういうの、カッコいいよねえ。
けっこう長文になっちゃったな。T君、こんなもんでどうでしょうか。
4 件のコメント:
ジーパン脱ぐときに下腹がプルンとしてズキュンでした。
斉藤哲夫の「サンマ焼けたか」最高!! 耕作
あの頃の男子はもれなくズキュンでした。
斉藤哲夫の「サンマ焼けたか」、YouTubeにありました。いいですねえ。斉藤哲夫は中央線のイメージがあったのですが、下町も歌っていたんですね。
私のカラオケのレパートリーには、なぎら健壱の「下町(まち)」があります。これもいいですよ。
なぎら健一の「葛飾にバッタを見た」もいいよ(^^♪
「葛飾にバッタを見た」は名曲中の名曲ですね。LPレコード持っています。
カラオケで1回歌ったことがありますが、惨敗でした。
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